北海道の観光にきたなら食べるべき食べ物を季節・エリア別に紹介
北海道観光 2023年12月22日北海道と一言でいっても地域や季節によって美味しいものが異なります。そこで本記事では、北海道全域のローカル情報に詳しいホテル、遊湯ぴっぷが「季節別・エリア(地域)別」に北海道の美味しい食べ物を紹介します!
その時期、その地域ならではの食べ物を紹介しますので、北海道旅行の際はぜひこの記事を見返して美味しいものを食べてください。
【季節別】北海道で美味しい食べ物
ここでは季節別に北海道で美味しい食べ物を紹介します。春夏秋冬全てに絶品グルメがあるので、ぜひ参考にしてください。
春
春は厳しい冬を乗り越えた海鮮やお肉が美味しい季節です。まずは北海道らしい食べ物を紹介しましょう。
毛ガニ
北海道の春は毛ガニが旬です。この季節の毛ガニはプランクトンで栄養をたくさんとっているため、身が詰まっていることが特徴です。
生で良し、カニしゃぶにしても良しと、この季節の毛ガニは最高の状態に仕上がっています。味と身が締まった毛ガニは、ご飯はもちろん日本酒とも合う絶品料理になります。
毛ガニの食べ放題も実施しているお店もありますので、お腹いっぱいに海の幸を楽しんでください!
ジンギスカン
北海道のお肉といえば、ジンギスカンのイメージを持たれる方も多いかと思います。しかし、ジンギスカンは春が旬ということはあまり知られていません。
ジンギスカンにはラム肉(羊の肉)を使用するのですが、春限定の「スプリングラム」というお肉があります。臭みが少ない特徴を持ち、ラム肉が苦手な方でも楽しめるお肉です。
ジンギスカンは特にビールに合うお肉ですので、お酒が飲める方はぜひご一緒にどうぞ!
行者ニンニク
行者(ギョウジャ)ニンニクは、雪解けの季節に旬を迎える山菜です。シャキシャキとした食感と、やや辛みがあり香り豊かな特徴を持ちます。
通常のニンニクと異なり、葉や茎の部分を食べる方法がメジャーで、醤油漬けやキムチ和えなど、香りを楽しみやすい食べ方がおすすめです。
この季節では居酒屋で提供されていることもありますので、見かけた際はぜひ食べてみてください。別名「アイヌネギ」とも呼ばれるので、メニューを見る際はご注意を。
夏
北海道の夏は果物と海鮮類が旬を迎えます。中でも北海道らしいものをチョイスしたので、それぞれ見てみましょう。
夕張メロン
夏の北海道では、各地で夕張メロンを楽しめます。夕張メロンは通常のメロンよりもオレンジ色ががっており、甘みが強いことが特徴のメロンです。
単品での購入はもちろん、地域によっては食べ放題があったり、スイーツとして活用されていたりとバリエーション豊かな特徴もあります。
口の中でとろける絶品メロンをぜひ一度食べてみてください。
ウニ
日本海側のウニは夏に旬を迎えます。特に利尻・礼文島付近には上質な昆布があり、その昆布を食べたウニは絶品の一言。
特にウニ丼で食べると口の中いっぱいに幸せが広がります。ウニそのものに味がしっかり付いているので、まずはお醤油無しで食べてみてください。
ピュアホワイト
ピュアホワイトはトウモロコシの一種で、糖度が高く甘みが強い特徴があります。
通常のトウモロコシと比べ、フルーツのような甘みが特徴的で、新鮮なものは生でも食べられます。茹でると食感が良くなり、焼くと香りがさらに甘くなるといった特徴もあり、何度も楽しめるトウモロコシです。
ピュアホワイトは通常の料理に使うより、そのまま食べたり、スープにして楽しむ方法がおすすめです。自然の甘みを感じたい方や、本当に美味しいトウモロコシを食べてみたい方はぜひ手に取ってみてください。
秋
秋の北海道は、独自のローカルフードが魅力的な季節です。この季節ならではの味わい深い食べ物を紹介しましょう。
石狩鍋(秋ジャケ)
北海道のソウルフードである石狩鍋。濃厚な味噌仕立てで、寒い秋口でも体が冷めにくいように発明されたご当地鍋です。
大根、人参、タマネギ、しいたけ、豆腐、鮭など野菜や魚介をたっぷり入れて煮込むのが特徴で、この季節の秋ジャケは身が詰まっており食べ応え抜群です!
秋でも北海道は寒いことが多く、観光で冷えた体を温めるのにピッタリな食べ物です。
ゆり根
北海道の中でも知る人ぞ知る食材に「ゆり根」があります。秋に旬を迎え、カリウムやミネラルが豊富に含まれており、独特なホクホク感が特徴的な野菜です。
ゆり根の蒸し焼きは、ゆり根本来の優しい甘さが際立つ料理で、ほろほろと口の中でほどける食感が特徴の絶品料理です。
また、北海道の各地方では「ゆり根コロッケ」という料理もあります。この時期ならではのじゃがいもとゆり根を組み合わせた、ホクホクで甘いコロッケはご飯が進む美味しさです。
きたあかり
北海道は日本全国で一位のじゃがいも収穫量を誇ります。そんな北海道のじゃがいもは、20種類以上にものぼり、甘みや食感などそれぞれに特徴があります。
秋の季節におすすめしたいのは「きたあかり」で、加熱調理をするとホックホクになることが特徴。シンプルにじゃがバターで食べられるやや甘いじゃがいもです。
水分が多くやや崩れやすいため、ポテトサラダとして使う料理人もいます。素材そのままの味を楽しみたい方に特におすすめのじゃがいもです。
冬
大昔から続く北海道の厳しい冬の食べ物は、それに耐える美味しい動物と、人間の工夫によって生まれた郷土料理が特徴的です。
エゾシカ肉のジビエ
北海道にはエゾシカという鹿がいます。猟期が10月〜1月なため、冬は新鮮な鹿肉を使ったジビエが出回る季節です。
やや独特の臭みがありますが、お肉好きな方なら美味しくいただけるため、まだ鹿肉を食べたことがないという方にもおすすめです。
ラーメン
北海道はラーメンが有名な地域でもあります。太いちぢれ麺を使い、味噌が美味しい「札幌ラーメン」。同様にちぢれ麺を使っているものの、豚骨などのスープと魚介スープを合わせ表面をラードで覆った「旭川ラーメン」など、地域によって差があります。
旅行先の地域で、自分の舌に合うラーメンを探すというのも、北海道らしい楽しみ方ですので、ぜひご当地ラーメンを味わってください!
牡蠣
冬の北海道は牡蠣が旬を迎えます。海のミルクと言われるほど濃厚な牡蠣が、自然豊かな北海道ならではの巨大サイズで食べられます。
味が凝縮しているため生でも美味しく、焼き牡蠣になると香ばしい潮の香りを感じながらお酒を楽しめる最高のおつまみにもなるなど、魅力がたくさん。
もちろん牡蠣フライでもご飯が進むおかずになるため、大きな牡蠣を思う存分楽しんでください。
【エリア別】北海道で美味しい食べ物!
ここでは、北海道のエリアを4つに分けて、美味しい食べ物を紹介します。それぞれおすすめのお店も紹介しているので、ぜひ訪れてみてください。
道央:札幌市、苫小牧市など
道央では北海道ならではのソウルフードと、ご当地スイーツが楽しめます。
札幌市:スープカレー
北海道のソウルフードとして有名なスープカレーは、その店独自のスパイスの調合により作られるため、味が店によって異なります。
エビをベースにしたスープや、鶏ガラをベースにしたスープなど、数種類のダシと多くのスパイスによって絶妙に整えられた味は、その店でしか食べられない味になります。
店によりこってり系、あっさり系と分かれるため、ラーメン巡りならぬスープカレー巡りも北海道の醍醐味です。
苫小牧市:ホッキカレー
苫小牧市には、貝のホッキを使った「ホッキカレー」というソウルフードがあります。海街らしいシーフードカレーで、コリコリとした食感と塩気がクセになるカレーです。
地域の人々に愛され続けたホッキカレーは、苫小牧市内の多くの店舗で提供されています。中々自宅では再現できない味になっていますので、この機会にぜひ食べてみてください。
北海道にフェリーで来られる方は、苫小牧市に到着することが多いので特におすすめです。
道東:帯広市、釧路市など
道東では知る人ぞ知る大人気フードがあります。地域ならではの美味しさが詰まっていますのでぜひ訪れてみてください。
帯広市:豚丼
広い北海道の中で、帯広市だけが豚丼で有名です。各家庭でアレンジされた豚丼は、すっかり地域のソウルフードとして根付きました。
チェーン店で食べる豚丼とは、味の深み、肉の厚さ、ご飯のツヤ全てが異なる、まさに本物の豚丼です。
甘ダレとジューシーなお肉をご飯に絡めて食べるご当地豚丼は幸せのひと言。この機会にぜひ、本場の豚丼を食べてみてください。
釧路市:海鮮丼
道東の地域は貝類や魚、カニやタコなど海の幸が大量に獲れる地域です。新鮮な魚介類は生で食べられるものがほとんどで、この地域の海鮮丼は特に美味しいためおすすめ。
お店によっては自分で乗せる具材を選べるため、自分好みの海鮮丼に出会えることも。もちろんイクラやウニも美味しい地域なので、丼片手に海の幸を堪能してください!
道北:旭川市、富良野市など
道北は独自の発展を遂げた食文化が特徴的です。一風変わったフードとスイーツを紹介します。
旭川市:新子焼き
出典:ぎんねこ
旭川市のローカルフードに「新子焼き」というものがあります。これは、若鶏の半身を手羽ごと豪快に焼いた料理で、ジューシーな味わいと味の濃厚さがクセになるフードです。
旭川市内の各店舗が研究する秘伝のタレは、店により味付けが大きく異なります。同じ若鶏の半身を使ったとしても、ご飯に合う新子焼きや、お酒に合う新子焼きなどタレによって表情が変わるためぜひ食べ比べてみてください!
富良野市:ラベンダーソフト
富良野市はラベンダー畑で有名な土地で、名物「ラベンダーソフト」も大人気のスイーツです。爽やかな香りとソフトクリームの優しい甘さがマッチしたこの地域だけの限定ソフトです。
ソフトクリーム以外にも「ふらの雪どけチーズケーキ ラベンダー味」、「自家製ラベンダーシロップのかき氷」、「ラベンダーカルピス」などラベンダー味のスイーツが多数展開されており、北海道旅行の思い出を彩ってくれるため、限定商品が好きな方におすすめです。
道南:函館市など
道南は特にローカル色が強く、北海道民でも食べたことがないという人も多いフードがあります。どちらも絶品ですので、ぜひご賞味あれ。
函館市:ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー
出典:ラッキーピエロ
函館市には、ラッキーピエロという北海道の中でもローカルなハンバーガー屋があります。全道で見ても函館市にしか無く、全国ご当地バーガーで一位に輝いた実力あるお店です。
中でもおすすめはチャイニーズチキンバーガー。ハンバーガーなのに唐揚げを使用したジューシーなメニューです。また、フライドポテトにミートソースをかけた「ラキポテ」も見逃せません。
函館市でしか食べられない、贅沢なジャンクフードをぜひご堪能ください!
函館市:やきとり弁当
出典:ハセガワストア
こちらも函館市のローカル商品で、ローカルなコンビニ「ハセガワストア」で販売されている「やきとり弁当」です。
やきとりと名前がついていますが、実はお肉は豚肉を使用しています。実は道南地域では昔から豚肉を串で焼いたものを「やきとり」と呼んでいたそうです。
濃厚な甘ダレと、ガーリックが効いたスパイシーな塩の2種類があり、ミックスも可能です。今回紹介している食べ物の中でも、かなりローカルな食べ物ですので、道南地方に旅行予定の方はぜひご賞味あれ!
まとめ
北海道は広い分、季節の旬や地域の特産物などがたくさんあります。食の王国と言われるほど美味しい食べ物が多くありますので、ぜひ北海道旅行では絶景や観光スポットだけでなく食事もお楽しみください!
私たち遊湯ぴっぷのサイトでは、北海道観光に関する情報を多く掲載しています。北海道民ならではの視点で、ローカルなお店から冬の北海道旅行の注意点など、現地の情報をお届けしていますので、ぜひご活用ください。
また、美味しい料理をお探しなら、弊社「遊湯ぴっぷ」もぜひご利用ください。
遊湯ぴっぷは、北海道の中心である比布町に位置する温泉宿です。
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