満足度が高い旅行先No.1!北海道観光の魅力をホテル案内人が紹介します
北海道観光 2023年9月5日全国のなかでも満足度が高い旅行先として大人気な北海道。
2022年の統計調査では、14年連続1位に輝くほどのゆるぎない人気を持ちます。
一体どうしてこんなにも人々を虜にしてしまうのか!
北海道比布町の温泉宿「遊湯ぴっぷ」が、そんな北海道の魅力に迫りたいと思います。
今回は大きく7つの魅力について触れていきます。ぜひ最後までご覧ください♪
北海道の魅力その1:大自然
北海道の魅力といえば、なんといっても雄大な自然!
広大な土地ならではの絶景スポットが数多く存在します。初めて訪れる方は、本州とのスケールの違いに圧倒されるはずですよ。
全道にわたり自然を楽しめる場所がいくつもありますが、ここではその一部をご紹介したいと思います。
【道央】さっぽろ羊ヶ丘展望台
「北海道開拓の父」と呼ばれるクラーク博士の銅像が建つ、のどかな展望台。札幌でも有名な観光スポットです。
広大な牧草地で優雅に過ごす羊の姿や、美しい白樺林など、札幌市内とは思えない牧歌的な風景を眺めることができます。
ジンギスカンを堪能できるレストハウスや足湯などがある他、レストハウスの裏にはラベンダー畑もあり、札幌観光の休憩スポットにも最適ですよ。
【道東】知床
豊かな自然と動物たちに出会うことができる世界自然遺産、知床。
神秘的な雰囲気を持つ知床五胡や、マイナスイオン溢れるオシンコシンの滝など、「知床八景」と呼ばれる名所があります。また羅臼沖にはシャチやクジラ、イルカなどの野生動物が生息しており、運が良ければその姿を確認できるかもしれません。
知床ならではの手つかずの大自然を目の当たりにしてみてはいかがでしょうか。
【道東】ラベンダー畑
ラベンダー畑は、夏の北海道の代表的な風景として知られています。
世界的に有名な「ファーム富田」をはじめ、「フラワーランドかみふらの」など、大地一面をきれいな紫色で埋め尽くす大きな花畑が各所に広がっています。
ラベンダーの見頃は例年7月中旬〜下旬頃です。シーズン中は混雑が予想されるため、人が少ない朝早くから訪れるのをおすすめします。
【道北】大雪山国立公園
「北海道の大屋根」と称され2,000m級の山々が連なる、日本最大の国立公園。
日本で最も早い紅葉が楽しめる場所としても有名で、北海道の最高峰である旭岳や黒岳では、9月に入ると早々に木々が色づき始めます。
ここでしか見られない高山植物や希少な野生動物に出会えるのも大きな魅力です。
また山麓には温泉がいくつも湧き出ており、疲れた身体を癒してくれますよ。
【道北】礼文島・利尻島
美しい花々などの自然が溢れる北海道の離島、礼文島・利尻島。北方領土を除くと日本国内で最北に位置する離島群です。
「蝦夷富士」とも謳われる利尻山を有する利尻島と、海抜0メートルから高山植物を観察できる「花の浮島」と称される礼文島。それぞれ個性を持った島々は、どちらも春から夏にかけてが最も自然豊かで美しいシーズンとなります。
北海道の魅力その2:気候
北海道の気候は、年間の平均気温が5〜10℃、平均降水量が700〜1,700mmと、本州以南に比べて「冷涼・少雨」であることが特徴です。
冬期には、最寒月の日平均気温が0℃以上になるところはなく、降雪は例年11月から3月にかけて続き、4月下旬まで雪が残っています。まさに「積雪寒冷の地」といえるでしょう。
このように、北海道は寒い!というイメージが強いかもしれませんが、その分夏はとても過ごしやすいんですよ。
そして冬には上質な雪でウィンタースポーツを楽しむこともできます。
夏の過ごしやすさから冬のいいところまで、北海道の気候の魅力をまとめてご紹介します。
夏でも涼しい
北海道の夏の平均気温は地域によって異なり、低い地域では25℃前後。
異常気象や地球温暖化の影響で稀に猛暑日を記録することもありますが、例年30℃を超える日はそれほど多くないため、涼しく過ごしやすい気候となっています。
また、本州とは違う部分は、湿気が少ないのでカラッとした心地いい暑さとなっています。
梅雨がない
北海道は冷帯(亜寒帯)なので気温と湿度が低く、温暖湿潤気候の特徴である「梅雨」がほとんどありません。
そのため本州では雨の多い時期とされる7〜8月でも晴れの日が多く、快適に外出することができます。空気もカラッとしていて過ごしやすいです。
台風が少ない
台風は赤道付近の暖かい海面上で発生し、北海道の緯度まで到達するころには温帯低気圧になることが多く、上陸することは滅多にありません。
北海道は全国的に見ても台風による被害が少ない地域で、過去の平均接近数を見ても他地域と比べて半分ほどに収まっています。
四季がはっきりしている
桜と梅が一斉に咲き誇る春、梅雨がなく、ラベンダーやライラックの花を楽しめる爽やかな夏、日本で最も早く紅葉が楽しめる秋、そして白銀の世界とともにウィンタースポーツを満喫できる冬。
北海道は四季の移り変わりが明確で、年間を通して多彩な表情を見せてくれます。
雪が上質
北海道は日本国内の他の地方と比べると気温が低いだけでなく、空気中の水蒸気量も少ないため、質の良い雪が降ります。こういった乾いた雪は「パウダースノー」と呼ばれ、サラサラとして水分が少ないのが特徴であり、ウィンタースポーツに適しています。
北海道のパウダースノーでスキーやスノーボードを楽しもうと、毎年冬になると全世界から観光客が訪れます。
北海道の魅力その3:ウィンタースポーツ
北海道は雪が上質であると先ほどお伝えしたように、ウィンタースポーツには絶好のスポットです!
ローカルゲレンデから巨大リゾートまで、大小合わせて100近くものスキー場があります。
世界的にも有名なスキー場が集まるニセコ・ルスツエリアをはじめ、札幌市内からすぐにアクセスできるエリアにも大きなスキー場があるというのは、雪国ならではのことです。
北海道のスキー場については、以下の記事で詳しくお伝えしています。ぜひあわせてご覧ください。
北海道の魅力その4:食べ物
北海道には美味しい食べ物がたくさん!
食事を楽しむことが目的で北海道旅行をする人もいるほどです。
日本の面積の約22%を占める北海道は、農産物・海産物どちらにも恵まれています。
北海道の中でも気候や土壌などの自然条件が多様であるため、さまざまな農産物が大規模農業によって作られています。その結果、生産量全国1位を占める農産物が多数存在するのです。
また四方を海に囲まれた北海道は、日本有数の漁業大国でもあります。親潮が流れる太平洋や、流氷が漂着するオホーツク海は、海中の栄養分が豊富でとくに美味しい魚が育ちます。冷たい海の影響で身が引き締まっていることも、北海道の魚が美味しい理由の一つです。
そんな北海道でぜひ食べていただきたいおすすめグルメを簡単にご紹介します。
気になるものがあったらメモに残して、旅行の際に役立ててくださいね。
- 海鮮
- 寿司
- ジンギスカン
- スープカレー
- ラーメン
- 北海道和牛
- ザンギ
- 豚丼
- 石狩鍋
- 乳製品
北海道の魅力その5:温泉
日本国内で最も多く温泉地がある都道府県はどこか、ご存知でしょうか?
答えは、251もの温泉地を有する北海道なんです!
実は北海道には活火山が多く、31カ所もの活火山が存在しています。そのため、地中深くで地下水が熱せられ温泉になりやすいと考えられます。
温泉地にはこと欠かない北海道で、とくに有名なのが「北海道三大温泉郷」です。
お近くに立ち寄る際は、ゆっくりと温泉に浸かって癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
北海道の魅力その6:動物
北海道と本州の動物の分布は、津軽海峡を通る境界線ではっきりと分かれています。北海道に来れば、本州には生息しない動物たちの姿を見ることができますよ。
また固有種も多く存在するため、北海道にしかいない動物に会うために海外からも観光客が訪れます。
北海道にしかいない動物の例として、以下のような12種がいます。
- シマエナガ
- エゾモモンガ
- エゾリス
- エゾシマリス
- キタキツネ
- エゾクロテン
- エゾナキウサギ
- シマフクロウ
- エゾシカ
- エゾヒグマ
- ヤマゲラ
- タンチョウ
以下の記事では、北海道の動物園について詳しくご紹介しています。
北海道で動物にたくさん会いたいという方はぜひあわせてご覧ください!
北海道3大かわいい動物
北海道観光をしていると、お土産ショップなどで「北海道3大かわいい動物」という文字を目にすることがあるかと思います。
かわいい動物のぬいぐるみやポストカードといったグッズがあちこちで販売されています。
これはなにかというと、北海道にしかいない動物のなかでとくにかわいいとされる動物のことを指したものです。
北海道3大かわいい動物には諸説がありますが、1位シマエナガ、2位エゾモモンガ、3位はエゾリス・キタキツネ・エゾクロテンが争っているようです。
あなたにとっての北海道3大かわいい動物をぜひ見つけてみてくださいね。
シマエナガ
エゾモモンガ
エゾリス
キタキツネ
エゾクロテン
北海道の魅力その7:歴史と文化
北海道には独自の歴史と文化が存在します。
北海道の歴史の特徴の一つは、本州・四国・九州が農耕社会になった後も、狩猟・漁ろう・採集の暮らしが続いたという点です。
このことが後の北海道の歴史を本州とは異なるものにし、明治2年から開始された北海道開拓にもつながっているといえます。
もう一つの大きな特徴は、アイヌ文化の歴史です。
アイヌ民族は日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族です。
日本語と系統の異なる言語である「アイヌ語」をはじめ、自然界すべての物に魂が宿るとされている「精神文化」、祭りや家庭での行事などに踊られる「古式舞踊」、独特の「文様」による刺繍、木彫りなどの工芸といった、固有の文化を発展させてきました。
現在のアイヌ民族の人口は数万人以上といわれており、その多くは北海道に住んでいます。札幌市をはじめ各地で暮らしている他、進学や就職などをきっかけに北海道の外に移り住んで生活している人もたくさんいます。
このような北海道の歴史や文化を知ることができる施設を6つご紹介します。
実際にその土地に立って、北海道の歴史に触れてみることで、旅行のなかでも印象深い体験になるのではないでしょうか。
まとめ
旅行先として大人気な北海道!
どうして人々を虜にしてしまうのか、その魅力を解説しました。
それでは今回の内容を簡単に振り返ってみましょう。
- 北海道の魅力その1:自然
- 北海道の魅力その2:気候
- 夏でも涼しい
- 梅雨がない
- 台風が少ない
- 四季がはっきりしている
- 雪が上質
- 北海道の魅力その3:ウィンタースポーツ
- 北海道の魅力その4:食べ物
- 海鮮
- 寿司
- ジンギスカン
- スープカレー
- ラーメン
- 北海道和牛
- ザンギ
- 豚丼
- 石狩鍋
- 乳製品
- 北海道の魅力その5:温泉
- 北海道の魅力その6:動物
- 北海道の魅力その7:歴史と文化
魅力あふれる北海道へ、ぜひ遊びに来てくださいね。
北海道の観光をたっぷり楽しんだ後は、弊社「遊湯ぴっぷ」もぜひご利用ください。
遊湯ぴっぷは、北海道の中心である比布町に位置する温泉宿です。
どこの観光スポットにもアクセスしやすく、遠出の際の中継地点や、旭川観光でご利用いただくのにぴったりです。
天然鉱石を使った温泉や、四季折々の美味しい料理で皆さまをおもてなしさせていただきます。
調理経験15年以上の料理長が丹精込めて作る料理は大変好評で、料理を目当てにリピーターとしてご利用されるお客様もいらっしゃるほどです。
旅の途中に、遊湯ぴっぷで癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♪
北海道比布町や旭川にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。心よりお待ちしております。
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