北海道ツーリングの期間は1週間がベスト!広大な地を旅するなら計画はお早めに
北海道ツーリング 2022年5月17日広大な大地、北海道。「札幌に行って、旭川に行って、帯広で豚丼を食べて…」そんな風に考えている方、ちょっと待ってください!
北海道ツーリングは、関東のツーリングよりも時間に余裕を持たないと、失敗してしまいます!
その理由の一つに、北海道は本当に広いので土地勘がないと距離感がわからない、隣の県に行く感覚でツーリングするのは危険なのです。
ここでは、北海道のツーリングには最低1週間必要といわれています。適した期間や、1週間で回ることができるルートを紹介しますので旅行の計画にお役立てください。
北海道のツーリングに1週間の期間が必要な理由
上の画像をみてください。北海道は、実はとっても大きい。そのため、北海道をバイクでツーリングするなら最低限1週間です。
では、なぜ1週間なのか?もっと短い日程でも良いのではないか?そう思われる方に、まずは3泊4日の日程を見ていただきましょう。
※比較的東京から近い、大洗港〜苫小牧(とまこまい)港を想定して算出しています
日数 | 行動 |
1日目 | 大洗港まで移動、19:45発 |
2日目 | 13:30苫小牧港着、宿まで移動 |
3日目 | 苫小牧港発18:45 |
4日目 | 14:00大洗港着 |
このように、3泊4日ですと実際にツーリングできる時間は、2日目の昼過ぎ〜夕方と、3日目の起きてから17時ころまでです。これでは景色を楽しむどころではないですよね。
これが1週間であれば、ツーリングだけの日が3日も確保できるんです。
3日あれば、ルートによっては2つのルートを回ることができます。どのようなルートがあるのか次に紹介しましょう。
1週間でどこまでいける?北海道の絶景スポット
ここでは苫小牧から上陸した前提で1週間でいける北海道の有名スポットを紹介します。
札幌までいくルート
最も手軽に行くことができるルートです。北海道で最も大きな街「札幌」まで、約2時間で辿り着くことができます。通る街も「千歳市」、「恵庭市」と北海道の中ではメジャーな街を通ることができ、北海道初上陸の方にはオススメのルートです。
自然が好きな人は街を外れ、国道276号〜453号を通るルートに「支笏湖(しこつこ)」があります。広大な湖を左手に札幌を目指すことができるこのルートもオススメ。
道東の根室までハードスケジュールでいくルート
これはかなり過酷な道のりです。と言うのも、苫小牧港から道東、例えば道東の根室までの距離は400km強!
休憩なしで走り続けても片道7時間近くかかります。道中のトラブルも考えると、初心者ライダーさんにはオススメできない方法です。ただし、対処法を知っている、旅慣れをしている上級ライダーさんなら試してみる価値はあるかも?
道東には日本最後の秘境と言われている「知床半島」があり、この中に「知床横断道路」というライダーにはたまらないルートがあります。
旭川までいくルート
北海道第二の都市、旭川を目指して走るルートです。苫小牧から旭川までは高速道路が通っているので、スピード感を楽しみつつ移動することができます。時間に余裕がある人は、下道で夕張や富良野に寄り道しつつ目指すことができるため、のんびり派の人はそちらがオススメ。
ルート途中にある上富良野町には「ラベンダー畑」という絶景スポットがあります。視界一面に紫のラベンダーが広がる景色は圧巻ですよ。
帯広まで行くルート
苫小牧から帯広の区間も高速道路が繋がっています。帯広のある「十勝地方」と言えば、食の王国として有名でじゃがいもの生産量などは日本一位を誇ります。そんな農業が盛んな十勝地方は、まるでヨーロッパのような景色が広がっていることが特徴です。
また、帯広市には「インデアンカレー」という独自のカレー屋さんや、数多くの豚丼屋があるので、ガッツリ食を楽しみたい人にオススメのルートです。
その他にも、北海道ならではの黄金のルートが数多く存在します。詳しくは以下の記事で紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
2週間あれば北海道1周も夢じゃない!
海岸沿いを走り、北海道を1周する壮大な計画。実は、そんな計画も2週間あれば達成できちゃうんです。
新潟港から小樽港にいき、最終的には苫小牧港に戻ってくる。もちろん旅の途中では、日本最北端の地「宗谷岬」を訪れることもでき、小樽で「海鮮丼」を楽しむこともできます。北海道旅行をしただけでなく、1周できたとなるとライダーとしての勲章にもなりますよ。
細かい日程や方法などは以下の記事で解説しておりますので、興味をお持ちの方はぜひご覧ください!
まとめ
今回は、北海道へのツーリング初心者の方に向けて必要な情報を紹介しました。初心者であれば最低1週間、余裕があるのであれば思い切って2週間休みを取ると北海道ツーリングを満喫できます!
北海道ツーリングにかかる費用やフェリーの情報などについては、以下の記事で解説しておりますので、併せてご覧ください。
最後に、旭川方面への旅行を考えている方に「遊湯ぴっぷ」の紹介をさせてください。
遊湯ぴっぷは北海道の中心(比布町)に位置する宿泊施設。温泉、美味しい料理で旅の疲れを癒し、翌日の旅を元気にサポートしています。
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