夏の道北観光おすすめ情報|スポットからグルメまでまとめて紹介
道北観光 2024年2月19日北海道の道北エリアとは、上川、留萌、宗谷をあわせた地域のことを指します。
日本海とオホーツク海に挟まれた北海道の北端に位置しており、夏は本州と比べると過ごしやすい気候で、道北の壮大な自然を満喫できる季節です。
北海道旅行をしたいという方のなかでも、せっかくなら最北の地で、本州では味わえない夏の魅力を楽しみたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで北海道比布町の温泉宿「遊湯ぴっぷ」が、道北観光の夏のおすすめスポットからグルメまで詳しくご紹介したいと思います!
ぜひ旅の計画を立てる際の参考にしてくださいね。
夏におすすめの道北観光スポット
ここでは、夏におすすめの道北観光スポットを5つご紹介します。
夏の晴れた青空が広がる景観が美しいスポットをあつめました!
1.「宗谷岬」稚内市
北海道本島最北の地、宗谷岬は夏に訪れる価値がある素晴らしい場所です。この岬は北緯45度31分22秒に位置し、サハリンの島影を遠くに望むことができます。
岬の先端には、北極星の一稜をモチーフにした「日本最北端の地の碑」が誇らしげにそびえ立ち、中央部には北を象徴する「N」の文字が施されています。
また、探検家・間宮林蔵(まみやりんぞう)の立像も岬に設置されており、その雄大な眺めとともに訪れる観光客にとって特別な思い出となるでしょう。
所在地 | 北海道稚内市宗谷岬 |
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電話番号 | 0162-23-6468 (稚内市役所建設産業部観光交流課) |
駐車場 | 72台 |
アクセス | ・JR南稚内駅前バスターミナルから宗谷バス天北宗谷岬線で約50分 ・車:道央道士別剣淵ICから国道40・238号経由230km 約4時間 |
WEBサイト | https://www.north-hokkaido.com/spot/detail_1018.html |
2.「白い道」稚内市
緑豊かな草むらに広がり、海へと続く一本の真っ白な道が、フォトスポットとして人気の「白い道」。約3kmにわたる散策路は、稚内の名産であるホタテの貝殻で舗装されており、歩いてみると柔らかくふんわりとした感触が楽しめます。
晴れた日には、利尻山や遠くに広がるサハリンの島影など、北海道ならではの壮大な景色を堪能することができます。宗谷丘陵のなだらかな斜面には57基もの白い大風車が立ち並び、白い道と大風車が織りなす風景はまさに写真映え抜群です!
稚内で設定された散策路「フットパス」の一部としても知られ、周辺の見どころスポットも含めて一巡りできるのが嬉しいポイント。大自然の爽やかな空気を感じながら、ゆっくりとした散策やサイクリングなど、さまざまな楽しみ方ができます。
所在地 | 北海道稚内市大字宗谷村字宗谷 |
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電話番号 | 0162-23-6468 (稚内市役所 建設産業部 観光交流課 観光戦略グループ) |
駐車場 | 72台 |
アクセス | ・JR稚内駅からスタート地点へバスで約50分 「宗谷岬」下車徒歩約2時間 ・JR稚内駅からゴール地点へバス約40分 「宗谷」下車徒歩約6分 ・車:JR稚内駅からスタート地点へ約1時間 ・車:JR稚内駅からゴール地点へ約40分 |
WEBサイト | https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/spot/white-road.html |
3.「オタトマリ沼」利尻富士町
利尻島最大の湖沼である、南東に位置する「オタトマリ沼」。ここは日本最北限に広がるアカエゾマツの原生林に囲まれており、遠くに利尻富士が見えるビュースポットとしても知られています。
湖沼をゆったりと30分ほどで一周できる遊歩道が整備され、初夏の6~7月には美しいカキツバタが咲き誇り、その色鮮やかな風景が楽しめます。
所在地 | 北海道利尻郡利尻富士町鬼脇 |
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電話番号 | 0163-82-2201 (鴛泊港フェリーターミナル内観光案内所) |
休業日 | 雪があるときは立ち入り不可 |
駐車場 | 50台 |
アクセス | ・利尻島鴛泊港から宗谷バス鬼脇行きで約35分 バス停:沼浦下車、徒歩すぐ ・車:道央道旭川北ICから道道37号経由で10km 約20分 |
WEBサイト | https://www.rishiri-plus.jp/shima-place/355/ |
4.「スコトン岬」礼文町
礼文島の最北端に広がる「スコトン岬」は、島一番の絶景地とも言われています。海岸の断崖がそのまま岬になっており、広がる大海原の正面には美しい「海馬島」が、対岸には金田ノ岬が一望できます。
特に晴れた日には、遠くにサハリンが見える絶好のロケーションであり、夜には航海の難所として知られ、海馬島灯台が航路を照らします。
この岬は岬めぐりのコースの出発地としても知られており、礼文島最北端のこの岬から出発する岬めぐりコースは、素晴らしい景色と自然の美しさを堪能することができます。
所在地 | 北海道礼文町船泊順古頓 |
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電話番号 | 0163-86-1001(礼文町産業課) |
駐車場 | 20台 |
アクセス | 礼文島香深港フェリーターミナルから宗谷バススコトン岬行きで約1時間 バス停:終点下車、徒歩約5分 |
WEBサイト | https://www.town.rebun.hokkaido.jp/hotnews/detail/00000180.html |
5.「澄海岬」礼文町
礼文島で最も人気のある夏の観光スポットは、美しい入り江の先端に広がる弧を描く「澄海岬」です。
この岬は透明度が非常に高い海に囲まれており、その美しさは海の底まで透けて見えるほどです。太陽の光が差し込むことで微妙に色が変わり、特に夏には「レブンブルー」と呼ばれる翡翠色の海が楽しめるのが魅力です。
この岬は岬めぐりコースの終盤に位置しており、訪れる人々に夏の贅沢な風景を提供しています。
所在地 | 北海道礼文町船泊西上泊 |
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電話番号 | 0163-86-1001(礼文町産業課) |
駐車場 | 20台 |
アクセス | 礼文島香深港フェリーターミナルから宗谷バススコトン岬行きで約47分 バス停:浜中下車、徒歩約40分 礼文島香深港フェリーターミナルから宗谷バススコトン岬行きで約1時間 バス停:終点下車、岬めぐりコース徒歩約4時間10分 |
WEBサイト | https://www.town.rebun.hokkaido.jp/hotnews/detail_sp/00000177.html |
2泊3日で夏の道北観光を楽しめるコース
ここまでに挙げた夏におすすめの道北観光スポットで2泊3日のモデルコースを組んでみました!
1日目
2日目
3日目
※コース内で紹介しているスポットは営業期間など変更となる場合があるため、最新情報は公式サイトよりご確認ください。
1日目 13:00〜
稚内空港から車で約30分
宗谷岬
宗谷岬は最北の岬として人気のスポットです。北極星の一稜をモチーフにした「日本最北端の地の碑」には、中央に北を表す「N」、台座の円形で「平和と協調」が表現されています。
また、旅始めのランチには、間宮堂の地元宗谷産の帆立を使用した「ホタテラーメン」が絶品です。クセになる味と評判のラーメンです。
■間宮堂(宗谷岬から車で約5分/徒歩で約15分)
TEL:0162-76-2453
※事前に営業日をご確認いただくことをおすすめします。
車で約15分
白い道
ホタテの貝殻を砕いて敷き詰められた「白い道」は、SNSでも注目を集めるスポットです。
「白い道」は、全長約11kmの宗谷丘陵フットパスコース(全長約11㎞)の一部でもあり、稚内の魅力をウォーキングしながら楽しめるコースが整備されています。時間に余裕があればぜひコースを散策してみてください♪
車で約30分
稚内フェリーターミナル
ここからは、稚内から利尻へ向けての船旅が始まります!
天気がいい日は、海に浮かんだような「利尻富士」の光景を眺めることができますよ。
フェリーで約1時間40分
利尻島(宿泊)
2日目の利尻観光に向けて移動の疲れをしっかり癒しましょう。
2日目 9:00〜
鴛泊港から車で約25分
オタトマリ沼
ここでは、美しい利尻富士の風景を眺めながら優雅に周辺を散策できます。
オタトマリ沼の近くにある沼浦展望台は「白い恋人の丘」と呼ばれており、北海道銘菓の「白い恋人」のパッケージにも描かれた景観です。
車で20分
神居海岸パーク
ここでは、船に乗り水中をのぞく箱メガネと網を使った「うに採り」を体験することができます。利尻昆布を食べて育った極上のうにの美味しさはまさに絶品です!
車で約30分
鴛泊港フェリーターミナル(利尻島)
次は花の浮島と呼ばれる礼文島へ向かいます!
フェリーで約45分
香深港(礼文島)
礼文へ到着したら、移動はレンタカーがおすすめです!次のスポットへ向かいましょう♪
車で約40分
スコトン岬
スコトン岬からは、圧巻の大海原の絶景が眺められます。全長約13kmの「岬めぐりコース」では、ここが出発点となります!
車で約15分
澄海岬
澄海岬は、その名にふさわしい青く済んだ透明度の高い海が魅力のスポットです。その美しさに心癒されます♪
車で約30分
礼文島(宿泊)
ホテルは香深港フェリーターミナル周辺に集まっています。岬めぐりで疲れた体を明日に備えてしっかりと休めましょう。
3日目 10:30〜
香深港から車で約10分
北のカナリアパーク
離島が舞台の吉永小百合さん主演の映画「北のカナリアたちのロケ地として使用された小学校を一般公開し写真や衣装などを展示しています。校庭から眺める利尻富士には壮大な景観が広がります!
車で約5分
海鮮処かふか
「海鮮処かふか」では、礼文島のうに丼がいただけます。香深漁協直営店のため、新鮮で、甘くとろける食感が魅力。この時期はうにの旬とも重なるため、ぜひ堪能すべき一品です!
香深港
フェリーで約1時間55分
稚内フェリーターミナル
車で約25分
稚内空港から帰路へ
このモデルコースでは、離島へフェリーでの移動も多いため、船酔いしやすい人は酔い止めを持参するようにしましょう。北海道の夏も日差しが強い日もあるため、熱中症対策と水分補給は忘れずに!
道北観光で夏におすすめのグルメ
続いてここでは、夏に旬を迎える海産物から地域の特産グルメをご紹介します!
利尻・礼文のウニ
北海道全域で採れる海産物のなかでも、特に利尻島と礼文島で収穫されるキタムラサキウニとエゾバフンウニは、旬の時期を迎える夏の季節におすすめの逸品です。これらのウニは、栄養豊富な昆布をエサとして育つため、その身の大きさと味わいは一級品。利尻・礼文エリアに訪れたら必ず食べてほしいグルメの一つです。
利尻昆布ラーメン
北海道の離島である利尻島にある「利尻らーめん味楽」では、市場で高値で取引される利尻昆布を贅沢に使用した、和風スープの利尻昆布ラーメンが人気です。
注文が入るたびに、中華鍋で丹精込めて醤油ダレを焦がし、豚骨と鶏ガラのブレンドスープを丁寧に注ぐ一杯は、濃厚な昆布ダシと動物系の旨みが見事に調和し、最後まで飲み干せる極上の味わいが広がります。
また、近年では利尻島の漁業組合が開発したインスタント袋麺も評判を呼び、多くの人に愛されています。
稚内牛乳
稚内牛乳は、広大な土地と冷涼な気候が特徴の稚内で育まれた美味しい牛乳です。こちらの地域では、数少ない放牧型酪農を営む牧場があり、そこで生産される生乳は深いコクとまろやかな味わいが魅力的。
成分無調整なので、夏と冬でミルクの色や味わいが微妙に変化するのも特徴です。夏の暑さにぴったりな、新鮮で風味豊かな牛乳をお楽しみください。
夏の道北観光にふさわしい服装
気温データ | 7月 | 8月 | 9月 | |
---|---|---|---|---|
旭川 | 最高 | 26.2℃ | 26.6℃ | 21.9℃ |
最低 | 16.4℃ | 16.9℃ | 11.7℃ | |
稚内 | 最高 | 20.1℃ | 22.3℃ | 20.1℃ |
最低 | 14.9℃ | 17.2℃ | 14.4℃ | |
東京 | 最高 | 29.9℃ | 31.3℃ | 27.5℃ |
最低 | 22.4℃ | 23.5℃ | 20.3℃ |
※気象庁 統計期間1991〜2020年のデータ
7月と8月は、ラベンダーなどの花が咲き誇り、カラッとした気候が続く、北海道旅行のベストシーズンです。東京でいう初夏のような過ごしやすい気候が続き、日中は半袖で快適に過ごせるでしょう。
しかし、標高の高い場所や日が沈んだ後、天気が崩れた時などは肌寒さを感じることがあります。日中と夜の気温差が大きいので、パーカーや軽めのカーディガンなど、薄手の羽織物があると便利です。
また、登山やトレッキングなどのアウトドアアクティビティを予定している場合は、ケガや虫刺されを防ぐために、長ズボンを着用することをおすすめします。この時期は多くの生き物が活発な時期なので、特に注意が必要です。
トップス
- 日中は半袖
- 朝晩や標高の高い場所では、パーカーや薄手の羽織物
ボトムス
- 街歩きや観光:動きやすいパンツやスカート
- 登山やトレッキング:長ズボン
その他
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 虫除け
- 雨具
まとめ
今回は、夏の道北観光のおすすめスポットやグルメについてご紹介しました!
内容を振り返ってみましょう。
- 「宗谷岬」稚内市
- 「白い道」稚内市
- 「オタトマリ沼」利尻富士町
- 「スコトン岬」礼文町
- 「澄海岬」礼文町
- 1日目
- 宗谷岬
- 白い道
- 稚内フェリーターミナル
- 利尻島(宿泊)
- 2日目
- オタトマリ沼
- 神居海岸パーク
- 鴛泊港フェリーターミナル(利尻島)
- 香深港(礼文島)
- スコトン岬
- 澄海岬
- 礼文島(宿泊)
- 3日目
- 北のカナリアパーク
- 海鮮処かふか
- 稚内空港へ帰路
- 利尻・礼文のウニ
- 利尻昆布ラーメン
- 稚内牛乳
- 日中は半袖
- 朝晩や標高の高い場所ではパーカーや軽めのカーディガン
- 街歩きや観光:動きやすいパンツやスカート
- 登山やトレッキング:長ズボン
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 虫除け
- 雨具
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