【紅葉の層雲峡】比布北ICから行く秋の渓谷ドライブと遊湯ぴっぷの温泉はしご
道北観光 2026年10月2日こんにちは!遊湯ぴっぷ広報担当の小林です。
10月に入ると、比布町でも朝晩の空気がきりっと冷たくなってきます。山のほうから届く紅葉の便りに、「そろそろドライブに出かけたいな」とそわそわしている方も多いのではないでしょうか。
前回のブログでは、大雪山・旭岳のひと足早い紅葉をご紹介しました。山の上から始まった紅葉は、1カ月から1カ月半ほどかけて、少しずつ麓へ降りてきます。そして10月、いよいよ見頃を迎えるのが、大雪山のふもとに広がる渓谷「層雲峡」です。
切り立った岩壁に赤や黄色の木々がはりつき、その合間を白い滝が流れ落ちる景色は、山の紅葉とはまたひと味違う迫力があります。しかも遊湯ぴっぷのすぐ近くにある比布北ICから高速道路に乗れば、層雲峡まではドライブにちょうどいい距離です。
今回は、秋の層雲峡の紅葉の見どころと、比布北ICから向かう渓谷ドライブ、そして帰り道に楽しむ「温泉はしご」についてご紹介します。

渓谷が紅葉に染まる季節、層雲峡へ
層雲峡は、大雪山国立公園の中にある渓谷で、石狩川の上流沿いに高さのある岩壁がおよそ24kmにわたって続いています。岩壁に見られる柱のような縦じまは「柱状節理」と呼ばれ、およそ3万年前の大雪山の噴火で積もった火山の噴出物が、冷えて固まるときに規則正しく割れてできたものとなっています。
この雄大な岩壁が、秋になると紅葉でいっせいに色づきます。
層雲峡の紅葉は、黒岳の山頂付近で8月下旬ごろから色づき始め、1カ月から1カ月半ほどかけて層雲峡の麓まで降りてくると言われています。渓谷の中は標高差があるので、場所によって見頃がずれていくのも層雲峡の楽しいところです。
「山の上の紅葉は見に行けなかったな」という方も、どうぞご安心ください。温泉街や渓谷沿いの見どころが色づくのは10月に入ってからで、10月上旬から中旬ごろがちょうど見頃の目安となっています。これからお出かけの計画を立てても、じゅうぶん間に合いますよ。

層雲峡の紅葉、ここだけは見ておきたい見どころ
層雲峡には紅葉スポットがたくさんありますが、はじめての方にまずおすすめしたいのが、次の3か所です。
銀河の滝・流星の滝
層雲峡を代表する名所が、「日本の滝百選」に2つセットで選ばれている銀河の滝と流星の滝です。
細い水の筋がいくつも重なって、白い糸のようにやわらかく落ちていくのが「銀河の滝」、太い流れがひと筋になって、まっすぐ力強く落ちていくのが「流星の滝」となっています。落差は銀河の滝がおよそ120m、流星の滝がおよそ90mとされていて、並んだふたつの滝は「女滝」「男滝」とも呼ばれています。
駐車場(約150台・無料)から歩いてすぐのところに園地があり、売店やトイレもそろっていますので、足腰に自信がない方やお子さん連れでも気軽に立ち寄れます。紅葉の時期は、白い滝と赤や黄色の木々のコントラストがとてもきれいです。
お出かけ前に確認していただきたいこと
上川町のお知らせによりますと、銀河の滝・流星の滝の園地では遊歩道の工事が行われていて、2026年10月1日から10月31日までは石狩川沿いの遊歩道が通行止めになる予定です。駐車場の一部も工事に使われますので、停められる台数が少なくなります。ふたつの滝を同時に見渡せる展望台「双瀑台」へは駐車場から20分ほど坂道を登りますが、この期間は歩ける道が限られる可能性があります。お出かけ前に、層雲峡観光協会(01658-2-1811)のお知らせをご確認ください。
紅葉谷
層雲峡温泉街から歩いてすぐのところにある「紅葉谷(こうようだに)」は、その名のとおり紅葉が美しい散策路です。
渓流沿いの森を歩いていくと、片道約30分で終点の「紅葉の滝」にたどり着きます。途中では柱状節理の岩壁と滝をいっしょに眺められて、森林浴をしながら秋の渓谷を間近に感じられるコースとなっています。開放されているのは6月から11月上旬ごろまでとなっています。
散策路の入り口の駐車スペースは乗用車4〜5台分しかなく、しかも2026年は10月13日までイベント会場として使われるため、この期間は利用できないと案内されています。車は温泉街の「層雲峡公共駐車場」(層雲峡立体駐車場とも呼ばれています)にとめて、歩いて向かうのがおすすめです。
(参考:上川町公式サイト「紅葉谷」/層雲峡観光協会「奇跡のイルミネート8th」)
大函(おおばこ)
もう少し足をのばすなら、層雲峡温泉街から石狩川の上流へ、国道39号を6kmほど進んだ先にある「大函」もおすすめです。巨大な柱状節理の岩壁が屏風のように並ぶ、層雲峡でも指折りの景観となっています。無料の駐車場があり、車を降りてすぐの展望スペースから岩壁を見上げられますよ。岩壁の上から紅葉が垂れさがるように色づく様子は、思わず足を止めてしまう迫力です。
なお、大函の先にある「小函」の遊歩道は、落石の危険があるため通行できません。散策ではなく、大函から景色を眺める立ち寄りスポットとしてお考えください。
見頃の目安
| 場所 | 見頃の目安(例年) |
| 黒岳(山頂付近〜五合目) | 8月下旬ごろから色づき始め、9月上旬〜下旬 |
| 層雲峡温泉街・紅葉谷・銀河の滝・流星の滝 | 9月下旬ごろから色づき始め、10月上旬〜中旬ごろ |
| 大函 | 10月上旬〜中旬ごろ |
※紅葉の進み方は、その年の気温や天候によって大きく変わります。お出かけ前に、最新の紅葉情報をご確認ください。
紅葉さんぽのワンポイント
層雲峡はヒグマの生息地でもありますので、散策路では明るい時間に歩き、熊鈴などを持っていくと安心です。また2026年は、層雲峡公共駐車場と黒岳の湯の下にある公共トイレが、水不足により流れにくくなるトラブルがあり、混み合う時間や夜間に利用を制限されると案内されています。お手洗いは、インフォメーションセンター前のトイレもあわせてご利用ください。
(参考:層雲峡観光協会お知らせ)

比布北ICから高速道路でラクラクアクセス
層雲峡へのドライブで、ぜひ使っていただきたいのが旭川紋別自動車道です。
遊湯ぴっぷから比布北ICまでは車で約3分です。比布北ICから層雲峡方面の出口となる上川層雲峡ICまでは、高速道路で20分ほどです。この区間は通行料金のかからない無料区間となっています。
上川層雲峡ICからは、石狩川沿いの国道39号を走ること約30分で層雲峡温泉に着きます。遊湯ぴっぷからは、あわせて1時間ほどのドライブとなります。
| 区間 | 距離・所要時間の目安 |
| 遊湯ぴっぷ → 比布北IC | 車で約3分 |
| 比布北IC → 上川層雲峡IC(旭川紋別自動車道・無料区間) | 20分ほど |
| 上川層雲峡IC → 層雲峡温泉(国道39号) | 約30分 |
※所要時間は目安です。紅葉シーズンの週末や天候によって変わります。
国道39号の上川町から層雲峡にかけては、石狩川の流れと山並みを眺めながら走る道です。層雲峡に着く前から、窓の外の景色がだんだん秋色に変わっていくのを楽しめますよ。
紅葉シーズンの混雑を避けるコツ
紅葉の見頃の時期、とくに土日祝日は、層雲峡の駐車場や人気スポットがにぎわいます。2026年は滝の駐車場の一部が工事に使われていますので、例年より早めに動くのがおすすめです。
ゆったり楽しむためのコツをまとめました。
- できれば平日、または午前中の早い時間に到着するように出発する
- 銀河の滝・流星の滝の駐車場が混んでいるときは、先に紅葉谷や温泉街を歩いて、時間をずらして立ち寄る
- 温泉街では層雲峡公共駐車場にとめて、紅葉谷までは歩いて向かう
遊湯ぴっぷに前泊しておけば、朝ごはんを食べてから比布北ICに乗って、混み合う前の層雲峡に着くこともできます。旅の拠点を比布町に置いておくと、朝の動き出しがぐっとラクになります。
秋のドライブのワンポイント
10月の北海道は、日に日に日の入りが早くなります。山あいの層雲峡は、平地よりもひと足早く暗くなりますので、明るいうちに帰り道につくように予定を組むのがおすすめです。夕方以降は、道路にエゾシカが飛び出してくることもあります。スピードは控えめに、ゆとりをもって運転してください。

帰り道は遊湯ぴっぷで「温泉はしご」
紅葉の渓谷を歩いたあとは、お風呂でゆっくり体を温めたいですよね。せっかくなら、層雲峡と遊湯ぴっぷで「温泉はしご」をしてみてはいかがでしょうか。
1軒目は、層雲峡の日帰り温泉で
層雲峡温泉には、日帰り入浴専用の公共の温泉「黒岳の湯」があります。2つの大浴場と3階の露天風呂、サウナがそろっていて、露天風呂からは層雲峡の峡谷を眺めながら湯につかれるようになっています。紅葉谷や滝めぐりのあとに、さっと汗を流していくのにちょうどいい場所です。
| 項目 | 黒岳の湯(層雲峡) |
| 料金 | 大人800円・小人400円(2026年9月時点) |
| 営業時間(5/1〜10/31) | 10:00〜22:30(最終受付21:30) |
| 休館日 | 夏期(5〜10月)は無休(施設メンテナンスのための臨時休館あり) |
| 電話 | 01658-5-3333 |
※料金・営業時間は変更になることがあります。最新情報は施設にお問い合わせください。(参考:上川町公式サイト「層雲峡 黒岳の湯」)
2軒目は、遊湯ぴっぷの「光明石の湯」で運転の疲れをリセット
層雲峡から1時間ほど車を走らせて比布町に戻ってきたら、2軒目は遊湯ぴっぷです。
遊湯ぴっぷの大浴場は、天然鉱石の「光明石」を使った「光明石の湯」です。湯ざわりがやわらかく、湯冷めしにくいのが特長です。山あいの渓谷を歩いて、長い時間ハンドルを握ったあとの体を、芯からじんわり温めてくれます。
大浴場には、光明石の湯のほかに、寝湯・庭園風呂・ジャグジー・サウナもそろっています。股から膝まで無数の気泡がやさしくマッサージしてくれる寝湯は、たくさん歩いた紅葉さんぽの日にとくにおすすめです。秋の夜風を感じながら入る庭園風呂も、この季節ならではの気持ちよさですよ。
日帰りでのご利用は、大人600円・小人300円で、10:00〜22:00まで入浴いただけます(最終受付は21:00を目安にお越しください)。「今日は日帰りドライブ」という方も、帰り道にぜひ立ち寄ってくださいね。

秋の夜長は、和室でのんびり泊まっていきませんか
温泉はしごでぽかぽかになったら、そのまま運転して帰るのはもったいないかもしれません。紅葉ドライブの日は、遊湯ぴっぷに泊まって、秋の夜長をゆっくり過ごしていただくのがおすすめです。
足を伸ばしてくつろげる和室
遊湯ぴっぷの和室は26㎡で、6名様までお泊まりいただけます。畳の上でごろんと足を伸ばして、その日に撮った紅葉の写真を見返したり、「明日はどこへ行こうか」と地図を広げたりできます。ご家族やご夫婦、お仲間とのドライブ旅行にぴったりのお部屋です。
お二人旅なら、洋室ツインもご用意しています。
秋の実りを味わう夕食の御膳
夕食は、会席の御膳「良佳の膳」と「良佳の膳【雅】」の2種類からお選びいただけます。どちらも地元の食材を大切にした地産地消のお料理で、実りの秋はとくに味わいが深まる季節です。夕食のお時間は18:00〜21:00(ラストオーダー20:30)ですので、層雲峡からの帰り道も慌てずに戻ってこられます。
お子様には夕食のみ専用メニューをご用意していますので、ご予約の際にお申し付けください。
翌朝は、思わず「世界一の朝ごはん」と呼びたくなる朝食を
朝食は、和食または洋食をお選びいただくハーフバイキング形式です。比布町・大熊養鶏場さんの生卵は食べ放題で、比布町・中野農園さんの「ななつぼし」のごはんにかけていただく卵かけごはんはいち押しです。
ちょうど新米の季節ですので、炊きたてのごはんのおいしさもひとしおです。朝食のお時間は7:00〜9:00です。
2日目のドライブも、比布町からなら動きやすい
遊湯ぴっぷからは、旭山動物園まで車で約30分です。旭川市街方面へも30分ほどの距離となっています。1日目は層雲峡の紅葉、2日目は旭山動物園や旭川の街へ、という秋の旅もおすすめです。連泊の方には、できるだけ違う献立をご用意していますので、2泊して道北の秋をじっくり楽しんでいただくこともできます。


まとめ:紅葉ドライブの拠点は、比布町が便利です
層雲峡の紅葉は、銀河の滝・流星の滝や紅葉谷、大函と、渓谷のあちこちで見どころがあります。温泉街や渓谷沿いの見頃は例年10月上旬から中旬ごろですので、これからの計画でもじゅうぶん間に合います。2026年は滝の園地で遊歩道の工事が行われていますので、お出かけ前に最新のお知らせをご確認ください。
遊湯ぴっぷは、比布北ICから車で約3分です。高速道路の無料区間を使えば、層雲峡までは1時間ほどのドライブで行けます。
紅葉の渓谷を歩いて、層雲峡と遊湯ぴっぷで温泉はしごをして、和室でのんびり秋の夜を過ごす。そんな秋の一泊を、遊湯ぴっぷで過ごしてみませんか。
皆様のお越しを、スタッフ一同お待ちしております!
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