「比布町」の全てがわかる!地元民が魅力をまとめてご紹介
比布町の魅力 2023年4月1日比布町ってどんな町?気になっているけど、中々調べても良い情報が出てこない…。
そこで今回は、比布町と共に育った温泉宿「遊湯ぴっぷ」が比布町の魅力をお伝えすべく筆を取りました!
雑誌やネット記事で紹介されてない、ローカルな魅力も発信しているので、比布旅行をご検討の方はぜひご覧ください。
比布町とは
比布町とは、北海道の中央部、旭川市よりやや北の上川盆地にある人口3,499人(2023年現在)の町です。
広さは86.90㎢で、白鳥やイトウ、ホタルなど希少な野生動物が訪れる自然豊かなことも特徴的。
気候は寒暖の差が大きく、7月〜8月の夏季は30℃、1月〜2月の冬季は-25℃と55℃近い差があります。
5月〜9月の平均気温は16℃前後で、水稲に適していることからお米が育ちやすく、特A級のブランド米「ゆめぴりか」の産地としても有名。
大雪山の絶景地としても知られており「世界一大雪山がきれいに見えるまち」として人気を博しています。
余談ですが「ぴっぷ」という町名の由来はアイヌ語で「沼の多いところ」を意味するピプ、または「石の多いところ」を意味するピピから取られたと言われています。昔は湿地帯や石狩川の川底に石が多かったことから名付けられたようです。
比布町の概要がわかったところで、次は開拓〜現在までの歴史を見ていきましょう。比布町とは
比布町の歴史
ここでは比布町の始まりから現在までの歴史をお伝えします。歴史の長い町のため、大きな出来事があった年を中心に紹介しているため、サラッとお読みいただけます。
年数 | 内容 |
---|---|
1894年(明治27年) | 高知県の中城一家4人が、当時の比布原野に移住。麦類や豆類を試作し成功。 |
1895年(明治28年) | 滋賀県団体20戸、香川県団体44戸、愛媛県団体420人が入植し、比布原野を開拓。 |
1906年(明治39年) | 比布原野から比布村へと名前が変わり、611戸、2971人の村としてスタート。 |
1912年(大正元年) | 役場庁舎が完成し、劇場、電話の開通、市街地に電灯がつくなど目覚ましい進化を遂げる。 |
1962年(昭和37年) | 比布村が比布町になる。この頃には1405戸、8470人と当初に比べ2倍以上の人口に。 |
1989年(平成元年) | 公共下水道の供用が開始され、簡易水道もスタート。 |
1994年(平成6年) | 「遊湯ぴっぷ」開業、「グリーンパークぴっぷ」の全面オープン、「ぴっぷスキー場」のオープンなど、今でも観光名所として残るスポットが開かれる。 |
2021年(令和3年) | 特産品であるいちごの栽培100周年を迎えて、記念事業が実施される。 |
では、そんな歴史ある比布町で有名なものを見ていきましょう!
比布町で有名なもの3選
ここでは、比布町で有名なものを3つ紹介します。
1.樹木希林さん出演!ピップエレキバンのCM
このCM、当時放送されたバージョンにはあの「樹木希林」さんが出演されていました。CMは1984年に放送されたものでしたが、2017年にも樹木希林さんは比布町に来て下さっています。
2.比布町の特産品!100年の歴史を持ついちご
1921年(大正12年)、農家の子どものおやつとして植えられたいちごは、今でも比布町の代表的なフルーツとして知られる有名な特産品になりました。
比布町のいちごは5種類あり、一年を通して旬のいちごが味わえます。
- けんたろう、ゆきララ:6月〜7月上旬
- 赤い妖精:5月〜11月上旬
- 紅ほっぺ:12月下旬〜5月末
比布町のいちごについては以下の記事で紹介しています。1,000円でいちご食べ放題のいちご狩り情報も掲載しているのでぜひご覧ください♪
3.マツコの知らない世界で話題沸騰!比布町の「千本ネギ」
マツコの知らない世界で比布町の千本ネギが紹介され話題となりました。紹介当時は売り切れが続出。今現在はようやく店に並ぶようになりました。
また、この千本ネギを使用した「ぴっぷ小ねぎ醤油」も大人気商品!「かっぱの健卵」という卵と組み合わせた卵かけご飯は絶品です♪
比布町にはまだまだ特産品があります。特に美味しいものが多いため、グルメ好きな方には以下の記事がおすすめです!
比布町の魅力はまだあります!次は観光スポットについて見ていきましょう!
比布町の観光スポット
比布町は自然豊かな町のため、アウトドアが充実しています。ここでは観光スポットの一例を見ていきましょう。
1.夏も冬も楽しめる「ぴっぷスキー場」
ぴっぷスキー場は、夏は四輪バギー、冬はスキー・スノーボード・バナナボートとアクティビティ満載のスキー場です。
特に冬は道北の「パウダースノー」で、滑り心地が良いことで人気のスキー場になっています♪
2022年にはBMWの「モトロードフェスタ」というイベントも開催されており、多くのバイカーで賑わうスポットにもなりました。
2.大自然の中でゆったりキャンプ「グリーンパークぴっぷ」
自然豊かな比布町では、もちろんキャンプもできます!広々としたフリーサイトから、車の乗り入れが可能なカーサイトまで用意されており、自然の中でのんびりとした時間を過ごせます。
キャンプではよくお風呂が問題に上がりがちですが、グリーンパークぴっぷの隣には日帰り温泉を利用できる「遊湯ぴっぷ」があり、キャンプ場利用の方は特別料金400円でご利用いただけます。
日々目まぐるしいほど忙しい、たまにはスマホやパソコンから離れて自然の中でゆったり過ごしたいという方に最適なスポットです♪
比布町の代表的な観光スポットは以下の記事で紹介しているので、比布旅行の際に参考にしてください。
まとめ
今回は比布町について解説させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
- 比布町は旭川市よりやや北にある人口3,499人の町
- 比布町は明治から現代まで続く歴史ある町
- 比布町は自然豊かな町で、夏も楽しめる「ぴっぷスキー場」や「グリーンパークぴっぷ」などアウトドア好きにおすすめ
- ピップエレキバンのCM:樹木希林さん出演で話題に
- 100年の歴史を持ついちご:大正時代から続く特産品
- 比布町の千本ネギ:マツコの知らない世界で紹介され話題に
比布町に旅行の際は、私たち「遊湯ぴっぷ」の施設もご利用ください。
遊湯ぴっぷは、北海道の中心(比布町)に位置する宿泊施設。どこの観光スポットにもアクセスしやすく、遠出の際の中継地点や、旭川観光でご利用いただける施設となっております。
遊湯ぴっぷは温泉、美味しい料理で旅の疲れを癒したいと思っており、お客様の中には「料理が美味しいから泊まりに来る」という方も。
「遊湯ぴっぷ」の料理は、30年以上続く人気レストラン、仕出し会社が提供する料理で、宿泊された皆様よりご満足いただいております。
旅の途中に「ほっとする」癒しの時間をつくってみてはいかがでしょうか?
北海道比布町や旭川にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。
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