都会の暑さを忘れて。比布町で過ごす「心も体もリセット」する大人の夏休みステイ
比布町の魅力 2026年7月24日
うだるような暑さ、鳴りやまない通知、人であふれる観光地。せっかくの夏休みなのに、帰ってきたらかえって疲れていた、という経験はありませんか。
今年の夏は、思いきって「何もしない贅沢」を選んでみるのはいかがでしょうか。行き先は、北海道のほぼ中央、旭川市のおとなりにある小さな町、比布町(ぴっぷちょう)。
田んぼの緑と大雪山の稜線だけが視界に広がるこの町で、温泉宿「遊湯ぴっぷ」に泊まり、心と体をゆっくりリセットする。今回は、そんな大人の夏休みプランをご紹介します。
1. 喧騒を離れた「避暑地」としての比布町
東京より約6℃涼しい夏
比布町がある旭川エリアの8月の平均気温は、平年値で約21℃。東京の約27℃(近年の実測では29℃前後まで上がっています)と比べると、6℃ほども低い数字です。日中は気持ちよく晴れて汗ばむ日もありますが、朝晩はすっと空気が冷えて、20℃を下回ることもめずらしくありません。
実は旭川では、8月に熱帯夜が観測されたことが一度もありません。日が沈むとぐっと気温が下がるので、夜中に暑さで目が覚めることもなく、朝までぐっすり眠れます。
| 旭川エリア | 東京 | |
| 8月の平均気温 | 約21℃ | 約27℃ |
| 朝晩の体感 | 上着が1枚ほしい涼しさ | 熱帯夜が続く |
| 夜の眠りやすさ | 夜はすっと涼しくなる | 冷房なしでは寝苦しい |
「世界一大雪山がきれいに見えるまち」の静けさ
比布町は人口約3,300人の小さな町。「世界一大雪山がきれいに見えるまち」をキャッチフレーズに掲げるとおり、町のどこからでも大雪山の雄大な姿を望むことができます。夏は田んぼの緑がいちばん濃くなる季節。車の窓を開けて走れば、風の音と稲のざわめきしか聞こえない時間が流れています。
有名観光地のような行列も渋滞もありません。見どころを追いかけなくても、目の前に広がる景色だけで十分に癒されます。
服装のワンポイント
日中は半袖で快適に過ごせますが、朝晩は20℃を下回ることもあります。湯上がりの散歩や星空観賞のために、薄手の羽織りものを1枚持っていくと安心です。
遠いようで、意外と近い
「北海道の小さな町」と聞くとアクセスが大変そうに思えますが、比布町は旭川市のすぐとなり。遊湯ぴっぷへは、旭川市街から車でおよそ30分、旭川紋別自動車道の比布北ICからならわずか3分ほどで到着します。JRを使う場合も、旭川駅から宗谷本線の快速で比布駅まで約17分。旭山動物園と組み合わせた旅程も立てやすい距離感です。

2. 畳のお部屋で過ごす、心地よい午後のひととき
チェックインは15時。午後を「休むこと」に使う
遊湯ぴっぷのチェックインは15時から。夏の日はまだ高いうちに宿に入り、夕食までの数時間をまるごと「休むこと」にあてる。これが今回のステイの主役です。
おすすめは、広さ26㎡のゆったりとした和室。畳のお部屋は定員6名なので、おひとりでも、ご夫婦でも、空間を持て余すくらいの余裕があります。スーツケースを置いたら、まずは浴衣に着替えて畳にごろん。イグサの香りと畳のひんやりした感触は、それだけで「休みに来たなあ」と実感させてくれます。
「何もしない」ためのお部屋
お部屋にはテレビ、冷蔵庫、洗浄機付トイレ、ドライヤーがそろい、Wi-Fiも無料。とはいえ、ここではあえてスマホを置いて、持ってきた文庫本を開いたり、窓の外の田園風景をぼんやり眺めたり、そのまま昼寝をしたり。何もしない午後が、都会の生活で細切れになっていた時間を、ゆっくりつなぎ直してくれます。
ベッド派の方には、旅のスタイルで選べる洋室も
畳もいいけれどベッドでしっかり休みたい、という方には洋室がおすすめです。遊湯ぴっぷの客室は全25室。おひとりで静かに過ごしたい方にはコンパクトで機能的な洋室シングル(12.4㎡)、ご夫婦や気の合う友人との旅なら20㎡のゆとりある洋室ツインがぴったりです。
さらに、記念日や特別な休暇には、デラックスツインやVIPルームという選択肢もあります。どのお部屋もWi-Fi無料・洗浄機付トイレ完備なので、「畳でごろごろ派」も「ベッドでぐっすり派」も、自分らしいリセットの時間を過ごせます。
| 客室タイプ | 広さ | 定員 | こんな方に |
| 和室 | 26㎡ | 6名 | 畳でのんびり、家族やグループにも |
| 洋室ツイン | 20㎡ | 2名 | 夫婦・友人とのふたり旅に |
| 洋室シングル | 12.4㎡ | 1名 | ひとりで静かに休みたい方に |
| デラックスツイン/VIP | – | 2名 | 記念日や特別な滞在に |
ワンポイント
大浴場は宿泊者なら到着後すぐに利用できます。夕食の前に一風呂浴びてさっぱりしておくと、食事の時間がより気持ちよく楽しめます。

3. 地元の旬を心ゆくまで。宿泊予約で楽しむ、滋味豊かな夕食と「世界一の朝ごはん」
会席の御膳「良佳の膳」で、地の恵みをゆっくりと
夕食は、料理人が手がける会席の御膳「良佳の膳」。先付や前菜、お刺身、煮物、蒸し物、洋皿、鍋物、そしてそばとデザートまで、全12品をゆっくりと味わえる構成です。地産地消にこだわり、さらに贅を尽くした上位コース「良佳の膳【雅】」も用意されています。
旅先の夕食にありがちな「時間に追われるバイキング」とは正反対の、落ち着いた御膳スタイル。冷たいビールや地酒を合わせながら、会話と料理だけに集中できる夜は、大人の夏休みにこそふさわしい時間です。

翌朝のお楽しみは「世界一の朝ごはん」
そして遊湯ぴっぷに泊まったら絶対に外せないのが朝食です。思わず「世界一の朝ごはん」と呼びたくなるのが、比布町の大熊養鶏場で育った新鮮卵「かっぱの健卵」を、甘みと旨みが評判の中野農園の「ななつぼし」の炊きたてごはんにかけていただく、極上の卵かけご飯。卵もお米も比布町産という、この土地ならではの一杯です。
朝食は和食膳と洋食膳から選べます。和食膳は焼魚や玉子焼きに珍味を添えた正統派、洋食膳はかっぱの健卵を使った卵料理にベーコンとトーストという組み合わせ。連泊の場合も、なるべく同じメニューにならないように工夫してくれる心配りがうれしいところです。
| 夕食 | 朝食 | |
| 内容 | 会席の御膳「良佳の膳」全12品(上位コース【雅】あり) | 和食膳または洋食膳 |
| 名物 | 地産地消の会席料理 | かっぱの健卵×ななつぼしの卵かけご飯 |
| 提供時間 | 18:00〜21:00(ラストオーダー20:30) | 7:00〜9:00 |

4. 温かいお湯で体を整え、ぐっすり眠る。自分を労わる夏休み
冷房で冷えた体に、光明石温泉のやわらかいお湯
意外に思われるかもしれませんが、夏こそ体は冷えていると言われています。冷房の効いたオフィス、冷たい飲み物、シャワーだけで済ませるお風呂。現代の夏の暮らしは、体の芯を静かに冷やし続けています。
遊湯ぴっぷの大浴場は、天然鉱石を使った「光明石温泉」。湯ざわりがやわらかく、体を芯から温めて湯冷めしにくいのが特徴で、神経痛や肩こり、腰痛、冷え性、疲労回復などへの効能があるとされています。露天の庭園風呂、足をバブルでほぐす寝湯、ジャグジー、サウナなど9種類のお風呂を、気分にあわせて巡ることができます。
日帰り入浴もできます
大浴場は日帰り入浴でも利用できます(10:00〜22:00・受付は21:00頃まで、大人600円・小人300円)。旭川方面へのドライブ途中に立ち寄って、まずはお湯の心地よさを体験してみるのもひとつの方法です。気に入ったら、次はぜひ宿泊でゆっくりと。
夜、露天風呂に浸かりながら見上げる比布の空。街明かりが少ないぶん、晴れた夜には都会では見られない星空が広がります。湯上がりの体で布団に入れば、ひんやりと静かな比布の夜とあいまって、ぐっすり眠れるはずです。チェックアウトは10時なので、最終日の朝も、朝風呂と朝食をゆっくり楽しむ余裕があります。

まとめ:今年の夏は、比布町で「引き算の休日」を
予定を詰め込む旅もいいけれど、本当に疲れているときに必要なのは、涼しい場所で、おいしいものを食べて、温かいお湯に浸かって、ぐっすり眠ること。遊湯ぴっぷには、そのすべてがそろっています。
夏休みの計画がまだ決まっていない方も、今からでも間に合います。都会の暑さと喧騒を離れて、比布町でご自分を労わる数日を過ごしてみませんか。心も体も軽くなって帰れる夏休みが、ここにあります。
皆様のお越しを、スタッフ一同お待ちしております!
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