北海道の国立公園を6つ全て紹介!各特徴や絶景スポットまでこれ読めば旅行の計画もバッチリ
北海道観光 2023年7月25日北海道の魅力の一つに「自然」があります。雄大な北海道の大自然を堪能できるスポットこそが、国立公園。北海道には、全国でも最多の6つの国立公園があります。自然と言っても、海や山、湖など楽しめるポイントが異なります。
そこで今回は、お客様から国立公園のローカル情報を多くいただく遊湯ぴっぷが、北海道の国立公園を全て紹介します!
各国立公園の写真と共に、見どころを紹介しているので国立公園のガイドブックとしてご利用ください。
それでは、早速見ていきましょう。
北海道の6つの国立公園一覧
最初に、北海道の国立公園をざっくり見ていきましょう。近隣の街についても紹介するので、行きたい街があればタップしてみてください。
では、それぞれの国立公園を紹介していきましょう。
1.ロープウェイでの絶景が楽しめる「大雪山国立公園」
大雪山国立公園は、旭川市の隣町「上川町」にある国立公園。「旭岳ロープウェイ」「黒岳ロープウェイ」という2つのロープウェイがあり、絶景が見られるスポットとして人気です。
国立公園内にはホソバウルップソウやチングルマなどの高山植物が自生し、エゾシカやキタキツネなど北海道らしい動物たちを見れるのも嬉しいポイント。
また、黒岳ロープウェイでは春スキーが楽しめるなどアクティビティとしても最高のスポットに。北海道の思い出を作りたいなら、大雪山国立公園がおすすめです!
大雪山国立公園について詳しくは、以下の記事でも解説しています!楽しみ方やあると便利なアイテムなども紹介しているのでぜひ参考にしてください♪
また、それぞれのロープウェイについての楽しみ方も紹介していますので、ぜひご覧ください!
所在地 | 北海道上川郡上川町層雲峡 |
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開園時間 | 24時間(実際はロープウェイやリフトの時間に限られます) 【旭岳ロープウェイ時間】(時期により変動)始発:6:30最終:17:30 |
料金 | 【ロープウェイ料金】 6/1~10/20 大人:3,200円(往復)子ども:1,600円(往復) 10/21~5/31 大人:2,200円(往復)子ども:1,500円(往復) |
最寄りの空港 | 旭川空港(車で30分)※旭岳側 |
最寄り駅 | 上川駅(車で30分)※黒岳側 |
アクセス | バスはこちら |
2.湖の自然を楽しめる絶景スポット「阿寒摩周国立公園」
阿寒摩周国立公園は、森と湖が印象的な国立公園です。屈斜路湖、阿寒湖、摩周湖など北海道を代表するカルデラ湖が一ヶ所に集まっており、湖を楽しむにはもってこいの国立公園。
特に美幌峠からの屈斜路湖の眺めは絶景で、思わず息を呑むほどの美しさ。上から見下ろして良し、水辺で眺めて良しの自然に包まれるスポットです。
冬には阿寒湖でフロストフラワーという現象が見られ、視界いっぱいに美しい氷の花が咲き誇ります。湖に張った氷の上に水蒸気がついて結晶となる珍しい現象で、12月〜3月上旬までが見頃です。
ここでしか見られない絶景スポットなので、冬の北海道が好きな人におすすめのスポットですよ♪
所在地 | 北海道釧路市 阿寒町阿寒湖温泉1丁目1−1 |
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開園時間 | 24時間 |
料金 | 無料(丹頂鶴自然公園は480円) |
最寄りの空港 | 女満別空港(車で1時間) |
最寄り駅 | 摩周駅(車で30分) |
アクセス | バスはこちら |
3.初めて国立公園巡りをするならまずここ「支笏洞爺国立公園」
支笏湖・洞爺湖という北海道を代表する湖と、美しい円錐形の山である羊蹄山、登別地獄谷などの温泉街など見どころに溢れる支笏洞爺国立公園。
中でもおすすめしたいのは、地獄谷の遊歩道。激しく噴出する火山ガスや熱湯(温泉)など、山の激しい一面を見られる絶景スポットです。
新千歳空港や札幌市からもアクセスしやすく、フェリーであれば苫小牧からアクセスできるため一つ目の国立公園として訪れるには最高のスポットですよ。
所在地 | 北海道虻田郡ニセコ町南区 |
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開園時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
最寄りの空港 | 新千歳空港(車で40分) |
最寄り駅 | 苫小牧駅(車で30分)フェリーの場合はこちらがおすすめ |
アクセス | バスはこちら |
4.夏と冬の海をそれぞれ楽しめる「知床国立公園」
知床国立公園は、北海道の中で最も東にある国立公園で、海・山・森・湖沼など様々な自然を一気に楽しめるスポットです。
特に見どころなのは海で、夏はシャチやクジラなどが見られるホエールウォッチング、冬はオホーツク海や根室海峡を流れる流氷など、シーズン毎に異なった表情を見せてくれます。
また、フレペの滝という凍った滝も見ることができ、寒い中移動する価値アリの観光スポットになっています♪
アクティビティだけでなく、北海道らしい冬の自然を眺めたい人にうってつけの国立公園です。
所在地 | 北海道斜里郡斜里町 ・目梨郡羅臼町 |
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開園時間 | 8:30〜18:00(5/1〜10/31)9:00〜17:00(11/1〜4/30) |
料金 | 一般:460円、高校生:240円、小中学生:120円 |
最寄りの空港 | 女満別空港(車で90分) |
最寄り駅 | 知床斜里駅(車で40分) |
アクセス | バスはこちら |
5.離島の自然に包まれたいなら「利尻礼文サロベツ国立公園」
日本最北の国立公園であり、豊富町と利尻島それぞれにあります。
利尻島に渡るにはフェリーでの移動が必須となるため、移動を手軽に済ませたい方は豊富町、離島ならではの雄大な自然に包まれたい方は利尻島の国立公園がおすすめです。
特に「リシリヒナゲシ」という花は、利尻島固有の花でここでしか見ることができません。7月中旬〜8月中旬が見頃なので、夏休みシーズンに訪れてみるのがおすすめです♪
また、利尻島にある利尻山には所要時間5時間の登山コースが2つ用意されています。海をバックに登山をするという、他の山では中々できない体験が待っているので、登山好きの方はぜひ訪れてみてください!
所在地 | 本土側:北海道天塩郡豊富町豊徳 離島側:北海道利尻郡利尻町沓形 |
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開園時間 | 無料 【フェリー】(シーズン毎異なります)始発:6:45、最終:16:40 |
料金 | 無料 【フェリー】(客室クラスにより異なります)2,660〜5,840円 |
最寄りの空港 | 稚内空港(車で50分) 離島側はフェリーで40分 |
最寄り駅 | 豊富駅(車で20分) 離島側は稚内からフェリーで移動になります |
アクセス | フェリーはこちら |
6.特別天然記念物のタンチョウが見られる「釧路湿原国立公園」
市街地に接して広がる国立公園であり、湿原の主要部はラムサール条約に登録されるほど美しく貴重なスポットになっています。
見どころはなんと言ってもタンチョウ。国の特別天然記念物にも認定された美しい鳥で、釧路湿原では一年中見られます。
また、近くではくしろ湿原ノロッコ号という、「SL機関車」に乗れるスペースもあるため汽車好きの方にもおすすめ!
街から約35分の位置にあるため、「自然も街も楽しみたい!」「長距離の運転はちょっと…」という方にイチオシの国立公園です♪
所在地 | 北海道釧路市釧路郡釧路町阿寒郡鶴居村・川上郡標茶町 |
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開園時間 | 5/1〜10/31:8:30〜18:00 11/1〜4/30:9:00〜17:00 |
料金 | 一般:460円、高校生:240円、小中学生:120円 |
最寄りの空港 | たんちょう釧路空港(車で45分) |
最寄り駅 | 釧路湿原駅 |
アクセス | 釧路駅>釧路湿原駅 |
コラム:国立公園と国定公園の違いってなに?
国立公園と国定公園の違いは、管理者が以下のように異なる点です。
- 国立公園:国である環境省が管理する
- 国定公園:都道府県が管理する
数としては同じで6つずつ。どちらも観光名所として整備されている箇所がほとんどです。
観光としては、国立公園の方が大型で雄大かつ上下の起伏も激しい場面が多い。国定公園の方が穏やかで平坦な箇所が多いのが特徴。
どちらも良い思い出になるので、国立公園を極めた後は国定公園巡りもおすすめです♪
まとめ
今回は北海道の国立公園について解説しました。最後に6つの国立公園を振り返りましょう。
また、ロープウェイでの絶景を楽しむ大雪山国立公園は、以下の記事でさらに詳しい情報を紹介しています!お見逃しなく!
大雪山国立公園にお越しの方は、私たちの宿遊湯ぴっぷをご利用ください♪
遊湯ぴっぷがある比布町は世界一大雪山が綺麗に見える町として有名です。
山でたくさん遊んだ後は、北海道最大の山を眺められる比布町で、壮大な大自然を目に焼きつけてみてはいかがでしょうか。
遊湯ぴっぷには温泉もあるので、大雪山観光の後はゆったりとお風呂に浸かり、遊びの疲れを癒すことが可能です。
さらに、「遊湯ぴっぷ」の料理は、30年以上続く人気レストラン、仕出し会社が提供する料理で、宿泊する皆様にご満足いただいております。
中には、食事の美味しさに魅了されリピーターとしてご利用してくださる方もいます。
旅の途中に「ほっとする」癒しの時間をつくってみてはいかがでしょうか?
北海道比布町や旭川にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。
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