冬の大雪山観光でおすすめのスポット5選と必需品・服装選びのポイントを地元の温泉宿が解説
大雪山 2023年5月1日今回は冬に大雪山観光を楽しみたい人に向けたおすすめスポットの紹介と、必需品・服装選びのポイントを「世界一大雪山が綺麗に見える街、比布町」の温泉宿「遊湯ぴっぷ」が解説します!
大雪山を見続けて、遊び続けた遊湯ぴっぷだからこそお伝えできる情報をお伝えしますので、大雪山観光のガイドブックとしてご利用ください!
特に必要なアイテムや服装選びについては凍傷予防に関わり、事故を起こさず健康なまま旅を終えるために必要な情報ですので、参考にしていただけると幸いです。
冬の大雪山観光でおすすめのスポット5選
早速、冬の大雪山ならではのおすすめスポットを見ていきましょう。
1.旭岳ビジターセンター:スノーシューツアー
旭岳ビジターセンターでは、大雪山の一つである旭岳を中心として様々なイベントが開催されています。冬季では、スノーシューツアーと雪のワークショップが人気のため、それぞれ紹介させてください。
スノーシューツアーは、スノーシュー(かんじき)を掃いて、旭岳の麓を歩きます。
ツアー中は、ビジターセンターのスタッフさんによる自然の解説と、スノーシューでの歩き方のコツを聞きながらトレッキングできるとのこと。
スノーシューやストックもレンタルしており、1,500円でスノーシュー体験を楽しめるイベントとなっています。
参加費:1,000円
スノーシュ・ストックレンタル代:合計500円
2.旭岳ビジターセンター:雪のワークショップ
雪のワークショップでは、雪の結晶の観察やスマホ撮影、氷のペンダントを作れるなど冬ならではのワークショップを楽しめます。
参加費も無料で気軽に参加できますが、予約が必要なため注意しましょう。予約は電話でできます。
営業時間 | 9:00〜17:00 |
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住所 | 北海道上川郡東川町旭岳温泉 |
連絡先 | 0166-97-2153 |
料金 | 無料のツアーが多い |
3.黒岳スキー場
大雪山の一つである黒岳には、1.2kmにも及ぶスキー場があります。
注意点としては、旭岳ロープウェイは大雪山の西側(東川町)経由でのアクセスですが、黒岳は北側(上川町)経由でのアクセスのため、経路が変わることに注意しましょう。
また、風の影響によりロープウェイが止まることもあるため、旅行の前には必ず公式ページでロープウェイの状況を確認しましょう。
営業時間 | 8:00~16:30 |
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住所 | 〒078-1701 北海道上川郡上川町層雲峡 |
連絡先 | 0165-85-3031 |
料金 | ロープウェイ往復+リフト乗り放題大人:4,200円子ども:2,400円 |
4.糠平湖:きのこ氷・士幌線タウシュベツ川橋梁跡・アイスバブル
大雪山の南東部にある「糠平湖」では、北海道遺産にも認定されている「士幌線タウシュベツ川橋梁跡」毎冬2月になると現れる「きのこ氷」湖底から湧き出たガスが氷に閉じ込められた「アイスバブル」など、冬にしか見られない絶景がたくさんあります。
難点としては旭岳ロープウェイとは逆方向のため、1日で周るのは大変なことです。2泊3日の旅行や、2度目以降の大雪山観光でおすすめしたいスポットです。
営業時間 | 1月下旬〜3月中旬24時間開放 |
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住所 | 〒080-1403 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷 |
連絡先 | 01564-2-2111 |
料金 | 無料 |
5.しかりべつ湖コタン 氷の村
大雪山の南にあるしかりべつ湖コタンには、冬限定で氷の村が現れます。
アイスバーでは、氷でできた店内でお酒を飲むことができ、氷上露天風呂では源泉かけ流しの温泉に入りながら一面の雪景色を楽しめます。(水着着用可)
雪解けと共に姿を消す幻の村に一度足を運んでみませんか?
営業時間 | 1月下旬〜3月中旬9:00〜20:00(施設による) |
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住所 | 〒081-0344 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地 然別湖畔 |
連絡先 | 0156-69-8181 |
料金 | 入場無料、施設ごとに料金がかかる |
大雪山で冬の観光をする時の注意点
観光スポットとは言え、冬の雪山は危険です。黒岳では登山家の方が2016年に滑落死する痛ましい事故がありました。
冬の雪山に慣れていない人は特に、事前の準備とコースから外れないことに注意しましょう。
事前の準備で揃えたいアイテム
事前の準備として必要なアイテムについても紹介します。
- リュックサック
- カイロ
- 防水手袋(スキー手袋など)
- 冬靴(できればトレッキングシューズ)
- ニット帽
- ネックウォーマー
- 速乾性のあるインナーウェア(ヒートテックなど)
- 脱ぎ着しやすいミドルウェア(フリース・ダウンなど)
- 防水・防水性が強いアウター(ウィンドブレーカーなど)
また、この他にも万が一遭難した時用に非常食やライト、ホイッスルなどの用意をしておきましょう。
雪山の服装選びのポイント
雪山は歩き回ったり、スキーをしたりと運動している最中は暑くなります。重ね着をし過ぎてしまうと汗をかき、帰る時には汗が冷えて風邪をひくということも珍しくありません。
また、濡れやすい手袋をつけて雪を触ると、指先が冷えたままになり最悪の場合凍傷で指を切断するということもあります。
雪山の服装は、「着脱可能な重ね着」を中心として、「防水手袋」や「インナー(上位、靴下)の着替え」を持って凍傷を予防しましょう。
目安としては、外で黙っていると少し寒いくらいの服装が、運動した時汗をかきにくいレベルのためちょうど良い服装です。
まとめ
今回は冬の大雪山観光について紹介させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
- 旭岳ビジターセンター:スノーシューツアー
- 旭岳ビジターセンター:雪のワークショップ
- 黒岳スキー場
- 糠平湖
- しかりべつ湖コタン 氷の村
- 冬は汗をかかないよう調整できる服装を選ぶ
- 凍傷予防のため上位のインナー、靴下の替えは必ず持っていく
- 手袋は防水のものを選ぶ(スキー手袋などでOK)
他の季節の大雪山観光についても情報を発信しています。以下の記事にまとめてあるため、ぜひ参考にしてください。
大雪山を楽しんだあとは、ぜひ「遊湯ぴっぷ」もご利用ください。
遊湯ぴっぷがある比布町は世界一大雪山が綺麗に見える町として有名です。
山でたくさん遊んだ後は、北海道最大の山を眺められる比布町で、壮大な大自然を目に焼きつけてみてはいかがでしょうか。
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