絶景プラン！北海道海岸沿い一周ルートをまとめて紹介

北海道ツーリング 2022年5月27日

バイカーの憧れの地である北海道。しかし、その広さが故に、行かれたことが無い方の中には「何処を走ったらいいのかわからない･･･」とお悩みのライダーさんも多いのではないでしょうか。

北海道の魅力はなんといっても海。大陸が海で囲まれ本州では体感できない魅力的なスポットがたくさんあります。

海沿いを思いっきり走る喜びを感じられるのは北海道ツーリングの醍醐味ですよね。

そこで今回は、ここを通れば間違い無しの「絶景プラン！北海道沿岸沿い一周ルート」をエリアごとに紹介します。

道北エリアの海岸沿いルート

フェリーで小樽港に到着し、そこから時計回りに北海道を巡ってきます。まずは小樽から網走までの道北編です。オロロンライン、宗谷岬、オホーツクラインを紹介します。

オロロンラインから見える利尻富士(利尻島には稚内からフェリーで行くことができます)

オロロンラインは、小樽から稚内までの約320kmを結ぶシーサイドラインです。東京から仙台までは直線距離で300km程ですから、なんと壮大なことか。大迫力のパノラマと爽快感から、北海道の中でも屈指のツーリングロードとなっています。

宗谷岬は日本最北端の地です。天気が良ければサハリン(樺太)の島影を眺められます。スタイリッシュな記念碑をバックに写真を撮れば、友人に自慢できること間違いなし！

オホーツクラインとは、稚内から網走を結ぶ、約320kmの宗谷国道のことです。オホーツクの海岸に沿って続く道程では、異国に来たような雰囲気を感じられます。また、毛ガニの水揚げが盛んな枝幸町や、カキやホタテの養殖が盛んなサロマ湖があり、景色だけでなく海の幸も堪能できます。

オホーツクラインの次は国道244、334号線へと続きます。道東エリアには、天に続く道、知床横断道路、さらには北太平洋シーサイドラインという必見ルートがあります！

天へ続く道は国道244、334号線にまたがっています。その距離はなんと18km！さらに、大きくうねる道は、まるでスキーのジャンプ台のよう。道内には直線路がいくつかありますが、その中でも天へ続く道の光景は抜群です。

738mの知床峠を越え、知床半島を縦断する山岳道路です。知床連山とオホーツク海が織りなす絶景を堪能できます。世界遺産の地でツーリングできるなんて、こんな贅沢はなかなか出来ません。

北太平洋シーサイドラインは、根室から十勝までの、300キロ以上にもおよぶ海沿いの道の総称です。その中でも、根室から十勝までがオススメです。ご覧のような、大迫力の断崖絶壁の数々。景色の変化に富んでいるため、あっという間に駆け抜けてしまいます。

道央エリアには、黄金道路(国道336号線)という道路があります。名前の由来は、黄金が見られるから！ではなく、建設に莫大なお金がかかったからだそうです笑。

黄金道路を抜け、道道34号線に入ると、百人浜を目にすることが出来ます。緑豊かな草原と穏やかな渚。いままでの海岸沿いルートとは違う感覚を味わえます。

道央を走るのは、この襟裳岬を訪れるためだと言っても過言ではありません。海に吸い込まれている岩肌は、なんと、道南に位置する日高山脈の一部なのです。ゴジラを連想させる岩礁は、山も生きていることを実感させられます。

海岸線一周の旅も、いよいよ終盤に突入です。襟裳岬に匹敵する美しさを誇る地球岬。ダイナミックなコースがたまらない恵山登山道路と、最後まで見所満載です！

室蘭市の南端に位置する地球岬。海抜130mの断崖からは、太平洋が一望でき、地球が丸く見えると言われています。宇宙飛行士になって、地球を眺めているような気分になれます。

函館市の南東にあり、海岸線に近い恵山。その登山道はツーリングスポットとして人気です。その理由はこの見事なヘアピン。さらに登り切った後に見える壮観が、ライダーを引きつけています。

海岸沿いに絞り、その上で厳選したルートを10つ紹介しました。これだけのボリュームになってしまうとは･･･。やはり北海道には測りしれない魅力が詰まっていますね。圧倒的な開放感と雄大な景色を、ぜひ実際に体感していただきたいです！

そして、最高の北海道ツーリングの為には、宿選びも欠かせません。

遊湯ぴっぷは北海道の中心（比布町）に位置する宿泊施設。温泉、美味しい料理で旅の疲れを癒し、翌日の旅を元気にサポートしています。

旅の途中に「ほっとする」癒しの時間をつくってみてはいかがでしょうか？

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旭川にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。