旭川周辺おすすめのドライブスポット11個紹介！運転も同乗者も喜ぶ情報満載

旭川観光 2023年2月4日

北海道の中心に位置し、札幌に次ぐ北海道第二の都市として有名な旭川。その都市部にはビルが立ち並んでいる一方、周辺には雄大な山々と美しい自然が広がっています。

今回は、そんな旭川周辺にある、ドライブで行くのにおすすめな観光スポットを11個ほど紹介します。雄大な自然を眺めながらのドライブは、運転する人も同乗者も楽しいこと間違いなし！

この記事を参考にして、次の週末の予定を立ててみてくださいね。

ここからは、旭川の周辺にあるドライブにおすすめな観光スポットを、東西南北それぞれに分けて紹介します！

旭川の西側にあるドライブにおすすめな観光スポット３選

１．旭川から車で30分「神居古潭（カムイコタン）」

旭川市街地を西側へ抜けていくと見えてくるのがアイヌ民族の聖地、「神居古潭（カムイコタン）」。国道沿いにあるこのスポットは木々と渓谷、川の広がる美しい景観地となっています。

石狩川の流れるこの渓谷は、川の流れが細く急激であり、かつて川を下って物を運んでいたアイヌ人がこの渓谷でしばしば犠牲となりました。アイヌ人は無事に通過できることを祈って、この地を「カムイコタン（神の住む場所）」と名付けたそうです。

そんな神居古潭ですが、現在では美しい景観地として有名です。

特に、秋は紅葉も相まって赤茶色に染まる自然をたっぷり見ることができます。見どころは10~11月上旬。当時のアイヌ民族に思いをはせながら、雄大な景色を眺めてみましょう。

また、神居古潭を奥に進むとある「旧神居古潭駅舎」は史跡好きにはたまらないスポット。

明治34年に設置され、その後昭和44年まで実際に駅舎として利用された西洋建築の建物で、旭川市の文化財に指定されています。

サイクリングロードの休憩地点として、市民にも人気なのだとか。合わせて立ち寄ってみてください。

電話番号	0156-64-4121
アクセス	旭川市街地から車で30分
住所	〒078-0185 北海道旭川市神居町神居古潭

２．旭川から車で2時間「黄金岬海浜公園」（留萌）

黄金岬海浜公園は旭川から2時間ほどのところにある、留萌（るもい）の観光スポットです。夕日で有名な場所であり、オレンジ色に照らされた日本海の景色を存分に楽しむことができます。

明治時代、ニシン漁がさかんだったころ、ニシンの背びれが夕日に染まり、海が黄金色に見えたのが「黄金岬」という名前の由来だそう。今やニシンは「幻の魚」と言われ、漁獲量もだいぶ減ってしまったため、かつての黄金岬を見ることはもうできません。

しかし、岩場に打ち寄せる荒波や、美しい夕日はそれだけでも心を揺さぶられます。夕日を見ながら、かつてのニシン漁の情景を想像してみるのも、風情があっていいかもしれません。

また、黄金岬海浜公園は有名なドライブスポット「オロロンライン」の道中にあります。

「オロロンライン」は、北海道の港町、小樽から最北端の稚内まで続く一般道路です。

その全長はなんと320km。東京から仙台に行くのとほとんど同じくらいの長さに渡って展開されるこの道路では、北海道の雄大な自然、そして日本海を眺めながら最高のドライブを楽しむことができちゃいます。

全国からドライブ好きやバイクのライダーが訪れる国内有数のスポット、オロロンライン。ぜひ合わせて訪れてみてください。ドライブの思い出になること間違いなしです。

公式サイトURL	留萌めぐり
電話番号	0164-43-6817
アクセス	旭川市街地から国道で二時間深川留萌自動車道を利用して一時間半
住所	〒077-0048 北海道留萌市大町２丁目

３．旭川から車で25分「ニコラス展望タワー」

「ニコラス展望タワー」は、旭川市街地のはずれにあるスキー場「旭川サンタプレゼントパーク」のシンボルとなる展望タワーです。

スキー場の営業期間と夏から初秋の特定期間のみ運営されています。夏から初秋(7月下旬から8月下旬)にかけては、土・日・祝日限定の営業です。

標高330ｍに位置するタワーの頂上は360度のガラス張りとなっており、天気が良ければ旭川の街並みや石狩川、大雪山、美瑛の景観群などの景色を見ることができます。

夕暮れ時（マジックアワー）に訪れて、変化する空模様と大雪山の絶景を楽しむのがおススメです。

※マジックアワー…日没後から夜が始まるまでの僅かな間、空の色彩がはっきりと見える時間

夜のムードは最高で、プロポーズにふさわしいスポットとして「恋人の聖地」に選定されています。展望タワー1階には「愛の鐘」が設置されているので、デートスポットにも最適。

夏には、付近で開かれる「道新納涼花火大会」や「花火in KAGURA」の見物客でにぎわいます。旭川で二人の夜を過ごすなら、「ニコラス展望タワー」は外せないスポットとなっています。

公式サイトURL	旭川サンタプレゼントパーク
電話番号	0166-63-3232
アクセス	旭川市街地から車で25分
住所	〒070-8025 北海道旭川市神居町
営業時間	6月初旬〜10月初旬土・日曜・祝日：18:00～21:00 ※冬期間は「旭川サンタプレゼントパーク」の営業期間に開場されています。「旭川サンタプレゼントパーク」の営業期間については公式HPからご確認ください。

旭川の北側にあるドライブにおすすめな観光スポット2選

１.旭川から車で2時間「北海道立サンピラーパーク」（名寄市）

旭川から車で二時間の場所、「名寄市」。

その名寄市にあるのが「北海道立サンピラーパーク」です。一面のひまわり畑を楽しむことができます。また、冬場でもカーリングやスノーシューによる散策、ミニゲレンデでそり遊びができるなど様々なアクティビティがあることも特徴。

一年を通じて屋外・屋内共に楽しめる場所ですので、天候が悪い日でも安心して訪れることができます。

公式サイトURL	北海道立サンピラーパーク
電話番号	0165-43-9826
アクセス	旭川から下道で2時間道央自動車道利用で1時間半
住所	〒096-0066 北海道名寄市日進147
営業時間	11月〜3月：10:00〜22:00　4月：9:00〜17:00　5月〜10月：9:00〜18:00

2.旭川から車で100分「朱鞠内（しゅまりない）湖」（幌加内町）

幌加内町には多くの釣り人を魅了する「朱鞠内湖」があります。

森に囲まれ、湖内には島々が点在する美しい湖、朱鞠内湖。日本最大級の人造湖であり、広さは何とディズニーランド30個分。四季折々に変化する自然のうつろいと、透き通るような美しい湖畔は見るだけで心が洗われていくようです。

朱鞠内湖はそういった自然が魅力である一方、アクティビティが豊富なことでも有名です。初心者から上級者まで「釣り」と「アウトドア」を楽しめる要素が盛りだくさん！

夏場は釣竿をレンタルし、季節ごとの魚が釣れるスポットでゆったりとした時間を過ごせます。冬にはワカサギ釣りも可能で、必要な道具はすべてレンタル可能。もちろん自分の釣竿を持参することも可能ですが、ルールが定められているため事前の確認は必須です。

キャンプ場も設置されているので、泊りがけで訪れるのもおすすめ。朝霧の立ち込める美しい湖を眺めながら、友人や家族とコーヒーを飲む朝は、きっと至福の時となるでしょう。

公式サイトURL	朱鞠内湖
電話番号	0165-38-2101
アクセス	旭川から国道で100分
住所	〒074-0742 北海道雨竜郡幌加内町
営業時間	8:00〜17:00※朱鞠内湖自体は24時間開放

旭川の南側にあるドライブにおすすめな観光スポット3選

1.旭川から車で30分「青い池」（美瑛町）

旭川から車で30分ほど南に行くとある美瑛町。

なだらかな丘の上にある美瑛町は美しい風景があることで有名です。「マイルドセブンの丘」「ケンとメリーの木」などの景観地が複数存在します。その中でも、今回特に紹介したいのは「青い池」。

青い池は美瑛でも屈指の観光スポットです。立ち枯れたカラマツと、青々と染まった水が、幻想的な雰囲気を醸し出します。Appleの壁紙として採用されたこともある美しい光景は、映えること間違いなし！

透き通るような青さの理由は、独特の水質にあります。

青い池の近くには温泉地、白金温泉があります。その温泉付近に流れる水には硫黄などの温泉の成分が含まれています。その水と美瑛川の水が混ざり合うことで、水流内には「コロイド」という粒子が発生します。

そしてそのコロイドが太陽の光と衝突することによって、独特の青い色が生まれているのです。温泉成分を含んだ水と美瑛川の水、これらの絶妙なバランスが、美しい景観を生んでいます。

春先はグリーンブルー、初夏はライトブルーと季節により池の色合いが変わるのも魅力的なポイントです。冬には夜間のライトアップも！

公式サイトURL	美瑛町北海道 – 白金青い池
電話番号	0166-92-4321
アクセス	旭川から車で一時間
住所	〒071-0235 上川郡美瑛町白金
営業時間	5月〜10月：7:00〜19:00　11月〜4月：8:00〜21:30

2.旭川から車で70分「旭岳」（東川町）

北海道でも屈指の観光スポットとして有名な旭岳。旭川駅から車で70分とやや遠いこのスポットですが、そのデメリットを感じさせないくらいにきれいな自然を見ることができます。

特に、秋の紅葉は見ものです。

山の頂上からふもとにかけて、緑からオレンジに波のように紅葉していく山の姿は圧巻の一言。ロープウェイを使えばその景色を上から一望することができちゃいます。

ロープウェイを上った先には、「姿見の池」をはじめとするフォトジェニックな景観がみられる散策路があります。一周1.7kmほどなので、自然を眺めながら散歩して、軽い運動をしてみてもいいですね。

運が良ければリスなどの野生動物に会えるかもしれません。

公式サイトURL	大雪山旭岳ロープウェイ
電話番号	0166-68-9111
アクセス	旭川から車で70分
住所	〒071-1471 北海道上川郡東川町ノカナン
営業時間	ロープウェイの順行スケジュールは変動する可能性があります。詳しくは公式ＨＰよりご確認ください。

3.旭川から車で1時間「ファーム富田」

旭川から南に一時間、のどかな自然のあふれる街、「富良野町」。

そんな富良野町にある「ファーム富田」はラベンダー畑で有名な観光スポット。施設内には全部で12か所の花畑があり、美しい景色が視界いっぱいに広がります。

ラベンダー以外にも「カスミソウ」「カルフォルニアポピー」「マリーゴールド」など、様々な種類の花々を楽しめます。

また、園内には美味しいスイーツや食べ物を提供している10箇所のカフェが。景色を楽しみつつ、ちょっと休憩してまた別のお花を楽しむといったことも可能です。名物はラベンダーアイス。ラベンダーの香ばしさと甘さを両立させた紫色のアイスです。

公式サイトURL	ファーム富田
電話番号	0167-39-3939
アクセス	旭川から車で1時間
住所	〒071-0704北海道空知郡中富良野町基線北１５号
営業時間	9:00〜17:00（各売店による）※ラベンダー畑時代は24時間開放

旭川から東側にあるドライブにおすすめな観光スポット2選

1、旭川から車で2時間半「北の大地の水族館」

北の大地の水族館は、旭川から少し離れたところにある淡水魚の水族館。そのキャッチコピーは、「日本初と世界初のある水族館」。

「日本初の展示」となったのは、「滝つぼの水槽」。ドーム状の水槽を下から見上げると、上から落ちてくる滝の激流の中で生きる魚の生態を見ることができます。

また、「世界初の展示」となったのは「冬に凍る四季の水槽」。北海道の寒冷な気候を利用して、凍った川面の下で泳ぐ魚の姿を展示しています。暖かい季節には、渓畔林の光景が再現されています。

また、「幻の魚」と呼ばれるイトウを展示していたりと、小さいながらも魅力にあふれた水族館となっています。

公式サイトURL	北の大地の水族館 -山の水族館-
電話番号	0167-39-3939
アクセス	旭川から車で2時間半
住所	〒091-0153 北海道北見市留辺蘂町松山１−４
営業時間	9:00〜16:30

2、旭川から車で1時間「北海道アイスパビリオン」

旭川から東に50kmほどのところにある「北海道アイスパビリオン」。「氷の博物館」と銘打たれたその施設では、春夏秋冬いつでも、北海道の「寒さ」を体験することができちゃうんです。

マイナス20度に保たれた「アイスホール」では、氷で作られたトンネルや25年の歳月を費やして作られた氷柱群を、幻想的な音と光の中で楽しむことができます。

また記録上の日本最低気温である-41℃を体感できるコーナーや、クリオネを鑑賞できるコーナーなど展示はさまざま。外の暑さに打たれて疲れた時は、アイスパビリオンで白銀の世界を体験してみませんか？

公式サイトURL	北海道旭川・層雲峡周辺の観光はアイスパビリオン
電話番号	0165-82-2233
アクセス	旭川から車で1時間
住所	〒078-1733 北海道上川郡上川町栄町４０
営業時間	9:00〜17:00