【旭川〜稚内】観光スポットや楽しみ方を地元民が紹介します
旭川観光 2023年8月15日旭川から北上して稚内まで行ってみたいけど、「時間はどれくらいかかるんだろう」「道中にはどんな見どころがあるのかな」といった疑問をお持ちではありませんか?
そんな方のために、旭川から稚内までの距離や楽しみ方、道中で巡れる6つの観光スポットについてご紹介します!
各観光スポットの施設情報も詳しくお伝えしているので、ぜひ旅の参考にしてくださいね。
※紹介している情報は2023年8月のものです。時期により変動する可能性がありますのでご注意ください
旭川から稚内の距離
旭山動物園や旭川ラーメンで有名な旭川市から、日本最北端の地として知られる稚内市まで、どのくらい距離があるかご存じでしょうか?
正解は、約250kmです。
東京から車で出発して静岡県浜松市まで行けるくらいの距離があります。
旭川から稚内まで車で行く道
旭川市から稚内市まで車で行くと約5時間かかります。
荒涼とした景色が広がるサロベツ湿原のドライブを楽しむなら、画像内左側のグレーの経路を進んでみてください。
一方で絶品の大福を堪能したいなら、画像内右側のブルーの経路を進みましょう。
スポットの詳細については、また後ほど詳しくお伝えします。
旭川から稚内まで自転車で行く道
自転車で行くと、約17時間かかります。休憩も含め4日ほど要するでしょう。
初めて北海道の道を走る人は、信号の少なさに驚くかもしれません。あまり足止めを食らうことなく、真っすぐな道を進んでいけるため、気持ちよくサイクリングができるのではないでしょうか。
途中にあるキャンプ場に宿泊したり、温泉で体を癒したりしながら、日本最北の地を目指しましょう。
旭川から稚内の間の観光スポット6選
旭川市から稚内市まで行くのにどれくらい時間がかかるのか分かったところで、その道中で楽しめる観光スポットを6つに厳選して紹介していきたいと思います。
1.絵本をテーマに温かい思い出を「道の駅 絵本の里けんぶち」
剣淵町は、絵本をテーマに地域おこしに力を入れています。道の駅 絵本の里けんぶちは、そんな剣淵町のテーマを形にしたスポットです。
館内に入るとすぐ、甘くて香ばしい焼きたてパンの香りが出迎えてくれます。焼きたてパンの販売や、野菜の直売、レストランの他、地元特産品のお土産などが充実しています。
自由に遊べる絵本と木の砂場のコーナーは親子に好評。また近くにドッグランもあり、ワンちゃん連れにもうれしい施設となっています。
公式サイト | 道の駅 絵本の里 けんぶち |
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お問い合わせ | 0165-34-3811 |
住所 | 北海道上川郡剣淵町東町2420番地 |
営業期間 | 年中無休※年末年始を除く※設備メンテナンスのため臨時休館あり |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 和寒ICから車で約15分旭川市から車で約50分札幌から予約制バスで約3時間 |
2.チョウザメの生態を間近に観察できる「チョウザメ館」
びふかアイランド内にある古代魚チョウザメの水族館。
チョウザメといえば、卵が高級食材のキャビアになることで有名ですよね。実は美深町では、チョウザメの養殖が盛んに行われているんですよ。
チョウザメ館では、小さいチョウザメから大きなものまで見ることができ、餌やり体験も可能となっています。
誰でも無料で見学できるというのも嬉しいポイントです。
公式サイト | チョウザメ館 |
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お問い合わせ | 01656-2-2900(びふか温泉) |
住所 | 北海道中川郡美深町字紋穂内 森林公園びふかアイランド内 |
営業期間 | 営業時間 9:00~17:00 【休館日】毎週月曜日(祝日除く) |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | JR「美深駅」から思根内行きバス約15分旭川市から車で約2時間 |
3.生産量日本一を誇るもち米を味わう「道の駅 もち米の里☆なよろ」
名寄市はもち米の生産量が日本一!
道の駅 もち米の里☆なよろでは、地元産のもち米を使った大福はもちろん、名寄市周辺の特産品や農産品の直売も行っています。
また施設内にある、お食事「風の寄り道」では、もち米料理をはじめとした名寄の旬をたっぷり使用したメニューを味わうことができますよ。
ドライブの休憩や腹ごしらえ、お土産の購入に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
公式サイト | 道の駅 もち米の里☆なよろ |
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お問い合わせ | 01655-7-8686 |
住所 | 北海道名寄市風連町西町334番地1 |
営業期間 | 売店 9:00~18:00レストラン 11:00~17:00(LO16:30) 【休館日】1月1日 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | JR名寄駅より車で約15分JR風連駅より車で約3分旭川市から車で約1時間10分 |
4.日本最大の高層湿原を散策「サロベツ湿原」
サロベツ湿原は、6,700ヘクタールもの面積を誇る国内最大の高層湿原で、雄大な利尻山を望める絶景ポイントとなっています。
一周約1kmの木道では、四季折々の植物を間近に観察することができます。バリアフリー対応なので、車椅子やベビーカーでも安心して進んでいけますよ。
秋は渡り鳥と草紅葉、冬はスノーシューが楽しめます。
公式サイト | サロベツ湿原センター |
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お問い合わせ | 0162-82-3232(サロベツ湿原センター) |
住所 | 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662番地 |
営業期間 | 無休(11~4月は月曜日休業) |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(サロベツ湿原センター駐車場/無料) |
アクセス | JR豊富駅から沿岸バス稚咲内行きで約9分、バス停「サロベツ湿原センター前」下車徒歩すぐ深川留萌道留萌大和田ICから車で国道233・232号、道道106号経由 約2時間30分旭川市から車で約3時間30分 |
5.かわいいトナカイに無料で会える「ほろのべトナカイ観光牧場」
ほろのべトナカイ観光牧場は、入場無料の観光牧場です。約60頭のトナカイが放牧されており、可愛らしいトナカイの姿を間近で観察することができますよ。毎年5〜6月には、生まれたばかりのトナカイの赤ちゃんに会えます。
エサを購入してエサやり体験をすることも可能です。手のひらから直接エサを食べてくれるので、ぜひ試してみてくださいね。
公式サイト | ほろのべトナカイ観光牧場 |
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お問い合わせ | 01632-5-2050 |
住所 | 北海道幌延町北進398-1 |
営業期間 | 営業時間 9:00~17:00 【定休日】毎週月曜日※月曜日が祝祭日の場合、翌日休業 ※年末年始(12/31、1/1~5)休業※悪天候により臨時休業となる場合あり |
料金 | 入場無料、トナカイのエサ200円 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | JR幌延駅から沿岸バス豊富駅行きで約5分、バス停「トナカイ観光牧場前」下車徒歩約2分北海道稚内空港から車で国道40号経由 約50分旭川市から車で約3時間30分 |
6.北海道らしい絶景を眺めるドライブスポット「宗谷サンセットロード」
日本海側に沿って南北へ走るルート「オロロンライン」を北上すると、宗谷サンセットロードに続きます。左手に日本海、右手には牧草地帯が広がる直線道路は、車のCMにも使われたことがある絶景のドライブスポットです。
天気が良ければ利尻富士が美しく姿を現し、これこそ北海道と思わせる風景を楽しむことができます。
道中はエゾシカの飛び出しにくれぐれもご注意くださいね。
住所 | 天塩郡豊富町稚咲内~稚内市抜海村下勇知付近 |
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営業期間 | 通年 |
料金 | 無料 |
アクセス | 天塩町から車で日本海オロロンライン/道道106号経由 約45分旭川市から車で約4時間 |
観光スポットまとめ
旭川市から稚内市までの道中で楽しめる観光スポットを6つご紹介しました。
- 絵本をテーマに温かい思い出を「道の駅 絵本の里けんぶち」
- チョウザメの生態を間近に観察できる「チョウザメ館」
- 生産量日本一を誇るもち米を味わう「道の駅 もち米の里☆なよろ」
- 日本最大の高層湿原を散策「サロベツ湿原」
- かわいいトナカイに無料で会える「ほろのべトナカイ観光牧場」
- 北海道らしい絶景を眺めるドライブスポット「宗谷サンセットロード」
何がベスト?旭川から稚内の間を楽しむ移動手段
旭川市から稚内市まで約250㎞の道中には、いろいろな観光スポットがあるということを知っていただけたかと思います。
それでは実際にその道中を楽しむとしたらどういった移動手段を使うのがよいのか、詳しく解説していきます。
ご紹介したスポットを巡りながら北上する移動手段として、車・バイク・自転車の3つを比較しながらお伝えします。
ちなみに電車だと寄り道ができないので今回は詳しく記述しませんが、JR旭川駅からJR稚内駅まで3時間50分/料金8,890円で行くことができます。
車・バイク・自転車を比較
車・バイク・自転車の3つの移動手段に関して、時間・費用・体力がどれくらいかかるのかと、どんなメリットがあるのかについてまとめてみました。
車 | バイク | 自転車 | |
---|---|---|---|
時間 | 約5時間+休憩 | 約5時間+休憩 | 約17時間+休憩 |
費用 | ガソリン代のみ (一般道路使用) | ガソリン代のみ | なし |
体力 | やや消耗する | かなり消耗する | 極めて消耗する |
メリット | ・荷物の心配がない ・天候の影響を受けにくい | ・爽快感が味わえる ・道路の混雑を回避できる | ・格別の達成感がある |
時間について補足をすると、各移動手段ごとに適した休憩時間を確保する必要があるため、車よりもバイクのほうが長く、バイクよりも自転車のほうが長く休憩時間をとることになります。そのため、休憩時間を含めると表の時間よりも長い移動時間を要することが予想されます。
ベストな移動手段とは
車・バイク・自転車、どの移動手段も景色を楽しみながら移動できて、時間に縛られずに寄り道し観光を満喫できるでしょう。
時間と体力に余裕をもって道中の観光スポットを楽しめるという点で、おすすめな移動手段は車です。荷物の心配がなく、お土産をたくさん買えるというのも嬉しいポイントです。
とはいえ、どれがベストということはありません!
バイクでしか味わえない爽快感や、自転車でしか味わえない達成感もあるので、ぜひご自身の楽しみ方にあった移動手段を選択してくださいね。
まとめ
今回は旭川から稚内までの距離や楽しみ方、道中で巡れる6つの観光スポットについてご紹介しました!
旭川市から稚内市までの距離は約250㎞。
車では約5時間+休憩、バイクでは約5時間+休憩、自転車では約17時間+休憩の移動時間を要する。
- 絵本をテーマに温かい思い出を「道の駅 絵本の里けんぶち」
- チョウザメの生態を間近に観察できる「チョウザメ館」
- 生産量日本一を誇るもち米を味わう「道の駅 もち米の里☆なよろ」
- 日本最大の高層湿原を散策「サロベツ湿原」
- かわいいトナカイに無料で会える「ほろのべトナカイ観光牧場」
- 北海道らしい絶景を眺めるドライブスポット「宗谷サンセットロード」
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