北海道の初心者におすすめのスキー場5選!広いからこそ知っておく
北海道観光 2022年12月17日日本最北端の土地、北海道。積雪が多い土地柄、都市部やリゾート地には数多くのスキー場があり、毎年多くの観光客が訪れています。海外からの観光客が多く訪れるニセコや、星野リゾートがあるトマムなど、リゾート地も有名です。
しかし、スキー初心者は多くのスキー場がある分、かえってどのスキー場で滑ったらいいのか、なかなか感覚をつかみにくいものです。
「初めてスキーをするけど、どこに行ったらいいのかわからない」「昔はやっていたけれど、もう長いこと滑っていない….」
今回は、そんな悩みを抱えたあなたにおすすめな「北海道で初心者でも楽しめるスキー場」を6つほど紹介したいと思います!
傾斜が緩やかで、広々とした初心者向けのコースや、雪質がよく練習に最適なコースを持ったスキー場を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
また、今回紹介するスキー場は全て、スキー用品のレンタルを行っている場所となっています!手ぶらでいってもスキーを楽しめますね!!
1、初心者コースが充実、温泉で体も癒せる「ぴっぷスキー場」
旭川から平坦な道を進み、隣町まで行くと見えてくる「ぴっぷスキー場」。峠道を一切通らずに行けるので、自動車がスリップしたり、坂で詰まる心配はありません。
初心者向きの「カッパコース」、長い道を緩やかな傾斜と共に抜ける「ストロベリーコース」、コースのあちこちにコブがあって実力を試せる「深雪・ベテランコース」など、初級/中級/上級に分かれた計8種類のコースが楽しめます。
また、スキー場の隣には温泉宿「遊湯ぴっぷ」があるので、スキー終わりに温泉で疲れを癒すこともできます。ナイター券を買えば、入浴券が無料でついてくるうれしい特典も。
そして、ぴっぷスキー場には初心者向けの設備として、「ロープリフト」が用意されています。
なんと、利用料は無料!スキー初心者の方やコースを滑り切れるか不安な子どもは、一度ロープリフトで滑るのに慣れることから始めるといいかもしれません。
リフト料金が比較的安い他、最近リニューアルした施設が新しくて綺麗なのも魅力です。
初心者でも滑りやすいスキー場です。
住所 | 〒078-0327 北海道上川郡比布町北7線17号 |
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特徴 | ・温泉施設が併設 ・リフト料金が比較的安い他、無料で使えるロープリフトがある ・施設が新しめで綺麗 |
食事 | からあげ丼/カレーライス/牛丼/カレーパン名物は外はカリカリ、内はホクホクの「揚げたい焼き」 |
コースの種類 | 8 |
リフトの数 | ペアリフト3基/ロープリフト1基 |
周辺情報 | 遊湯ぴっぷ…くつろげる温泉と美味しい料理が揃った、長年愛され続けられる地元の旅館 |
HP | ぴっぷスキー場 |
2、初心者に特化したコースを完備、温泉のあるリゾートスキー場「ニセコアンヌプリ国際スキー場」
「ニセコアンヌプリ国際スキー場」は山間に囲まれた場所にある、リゾート地のスキー場です。世界的にも有名なリゾートスキー場であり、周辺都市からのアクセスが決して良くないにもかかわらず、国内・国外問わず毎年多くのスキー好きが訪れます。サラサラのパウダースノーが多くの人を惹きつけているんですね。
初心者向け3本、中級車向け6本を含めた、計13コースを楽しめる大規模なスキー場で、レベルに合わせて多彩なコースを滑ることができます。また、中級者向けのコースでも傾斜は14~20度ほどとなっており、慣れてきた初心者の方や、滑るうちに昔の感覚を取り戻してきた方が順調にステップアップしていける環境となっています。
「ファミリーコース」という、初心者や家族が滑るのに特化したコースもあるので安心ですね。ゲレンデ周辺には雪を使ったアクティビティを楽しめる「キッズランドアンヌプリ」があるので、まだスキーを滑れない子供も十分に遊びつくせます。
2017年には初心者用の距離の短いリフトが新しく導入され、「まずは短い距離から…」とさらに安心してスキーにトライできるようになりました。
滑った後は、同じリゾート内にある温泉で疲れをいやすこともできちゃいます。スキーの後も楽しい、至れり尽くせりの環境を体験したい方にはぜひおすすめしたいスキー場です。
営業時間 | 8:30~19:30(ナイター営業12/17~3/19)(2022-3年度) (営業時間はシーズン、年度ごとに異なります。詳細は公式HPをご確認ください。) |
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定休日 | 期間中無休 |
連絡先 | 0136582080 |
住所 | 〒048-1511 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ485 |
公式ページ | ニセコアンヌプリ国際スキー場・オフィシャルサイト |
3、世界最高位のスキーリゾート。広々としたゲレンデをゆっくりと滑り降りよう「ルスツリゾート」
「ニセコアンヌプリスキー場」の近くにある「ルスツリゾート」。こちらもニセコに負けないくらいの人気を誇っているスキー場であり、札幌近郊の都市圏には毎年のようにルスツに訪れるスキーヤーもいるほどです。
世界的に見ても評価が高く、最近ではスキー観光産業の中で最も名誉ある「World Ski Awards 2021 (ワールド・スキー・アワード 2021) 」において、「Japan’s Best Ski Resort 2021 (日本ベスト・スキー・リゾート部門) 」の最優秀賞を受賞しています。
全37コースと北海道最大スケールを誇るゲレンデは「イゾラ」「イースト」「ウエスト」の3つのエリアにわかれています。「ファミリー」、「ホワイトラバー」などの初心者向けのコースが集結している「ウエスト」エリアから滑り始めるのがおススメです。
初心者用コースの中で注目すべきなのが、長さ2000Mを誇る「レインボー」コースです。遥かに見える羊蹄山の景色を眺めながら、広々としたコースをゆっくり滑り降りることができます。
風に運ばれてくるパウダースノーが降り注ぐゲレンデは滑り心地バツグン。空気95%、水分わずか5%のふわふわな雪の感触を楽しみながらスキーをしてみてくださいね。
また、ルスツリゾートは遊園地、ゴルフ場、スキー場、ウェスティンホテルからなる一大リゾート地でもあります。
北海道発のウェスティンブランドのホテルとして、最上級のおもてなしが受けられます。ホテルには室内プールやスパから、小型のメリーゴーランドまで一人でも家族でも楽しめる設備が充実しています。
営業時間 | 2022年11月26日(土)~2023年4月2日(日)(2022-3年度) (営業時間はシーズン、年度ごとに異なります。詳細は公式HPをご確認ください。) |
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定休日 | 期間中無休 |
連絡先 | 0136463111 |
住所 | 〒048-1711 北海道虻田郡留寿都村泉川 13番地 |
公式ページ | 冬のルスツ – 北海道 ルスツリゾートスキー場 |
4、11種類もある多彩な初心者コース。ウィンターアクティビティも充実「星野リゾートトマムスキー場」
北海道の中心から少し下、日高地方で営業している「星野リゾート トマム スキー場」。
1000M級の山々に囲まれたこのスキー場は内陸部の寒い地域に位置しており、最低気温が-20度に達することもしばしば。
空気は凍(い)てつき、ダイヤモンドダストが起こることも!しかし、その寒さは最高のスキー環境を生み出します。他のスキー場では見られない、トマム特有のさらさらと軽い雪質、「シルキースノー」はぜひ実際に体感してみて欲しいです!
※ダイヤモンドダスト…空気が極めて低温で冷やされることによって空中に細かな氷を作り出し、それが光によってキラキラと輝く現象。その瞬きはダイヤモンドの光沢を思わせる。
初心者用のコースが充実しているのも魅力です。平均傾斜4~13度のコースが11種類もあり、一日で全部のコースを回りきるのが難しいほどたくさんのコースが用意されています。
ゆるいカーブが楽しい「クネクネフォレスト」、ゲレンデ頂上から一気に滑り降りる、全長3300Mの「シルバーベル」などがおすすめのコースです。
2018年からはリフトに「オートゲート」が導入されました。チケットを持っていれば自動でゲートが開く仕組みとなっており、リフトの乗り降りに不安を持たれている方でも安心して乗り降りすることができます。
また、スキー以外の各種アクティビティをウリにしているのがトマム。スノーシューのような冬ならではのアクティビティがある他、プール、温泉などの各種アクティビティが充実しています。
その中でもぜひ行っていただきたいのが、冬にしか現れない街「アイスヴィレッジ」。極寒のトマムの気候を生かして、レストランやバーが氷によって作られ、ロマンチックな空間が演出されています。氷でできたグラスで、特製のカクテルを楽しみましょう。
また、観光スポットとして有名な「雲海テラス」は冬期間には「霧氷テラス」へと変わり、霧や水蒸気が凍った「霧氷(むひょう)」をまとった美しい木々や、白く染まった北海道の山々を一望することができます。
営業時間 | 日中営業2022年12月1日(木)~2023年4月2日(日)ナイター営業2022年12月26日(月)~2023年3月31日(金)(2022-3年度) (営業時間はシーズン、年度ごとに異なります。詳細は公式HPをご確認ください。) |
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定休日 | 日中営業9:00~16:00ナイター営業16:00~18:00 |
連絡先 | 0167581111 |
住所 | 〒079-2204 北海道勇払郡占冠村中トマム |
公式ページ | 星野リゾート トマム 【公式】 |
5、圧倒的アクセスの良さ。初心者でも安心の山頂から5700Mのロングランコース「サッポロテイネ」
サッポロテイネは札幌市手稲区にあるスキー場です。札幌市在住の人々に最も人気のあるスキー場であり、毎年100万人もの人がやってきています。札幌の市街地から、車でで40分というアクセスの良さが魅力的。JRとバスを乗り継いでいくこともできちゃいます。
1972年の冬季札幌オリンピックに合わせて開設された歴史あふれる土地である手稲スキー場。当時の聖火台は現在でも残っており、静かにその名残を見せています。
サッポロテイネは「ハイランドゾーン」と「オリンピアゾーン」の二つに分かれており、それぞれ違った性格のコースを楽しむことができます。初心者は「オリンピアゾーン」を滑るのがおすすめです。
緩やかな傾斜が2km続くダウンヒル「レインボー」や、聖火台を頂点に掲げる「白樺サンダンス」などの初心者でも安心して滑れるコースが整備されています。
また、初心者コースでありながら山頂から滑り降りることのできる「ナチュラル」も人気です。林間コースから「レインボー」に接続し、下まで滑り降りていくこのコースはなんと全長約5700mもあり、道内最大級のロングランを楽しむことができます。
2018年には、スキー板の先端を乗せてエレベーターのように進む「ローディングカーペットシステム」、風や雪に当たらず上まで行ける「風防付きスノーエスカレーター」が導入されています。リフトに苦手意識を持っている方でも安心して滑ることができますね。
営業時間 | 2022年12月3日(土)~~4月2日(日)9:00~20:45(2022-3年度) (リフトごとに搭乗可能時間が設定されています。詳細は公式HPをご確認ください。) |
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定休日 | 期間中は無休 |
連絡先 | 0116826000 |
住所 | 〒006-0029 北海道札幌市手稲区手稲本町593−3 |
公式ページ | 北海道札幌市のスキー場 スキー&スノーボード サッポロテイネ |
まとめ
以上、北海道で初心者でも楽しめるスキー場を6つほど紹介させていただきました。
今回紹介した場所を以下にまとめておきます。
- 旭川「比布スキー場」
- ニセコ「アンヌプリ国際スキー場」
- ルスツ「ルスツリゾート」
- トマム「星野リゾートトマムスキー場」
- 札幌「サッポロテイネ」
どのスキー場も魅力に溢れています。ぜひ、この記事を参考にしながら旅行のプランを立てて、北海道ならではのスキー体験を楽しんでくださいね。
また、旭川地方への旅行をお考えの方は、旅の疲れを料理と温泉で癒せる「遊湯ぴっぷ」へお越しください。
遊湯ぴっぷは、北海道の中心(比布町)に位置する宿泊施設。今回紹介したほとんどの観光スポットにもアクセスしやすく、遠出の際の中継地点や、旭川観光でご利用いただける施設となっております。
遊湯ぴっぷは温泉、美味しい料理で旅の疲れを癒したいと思っており、お客様の中には「料理が美味しいから泊まりに来る」という方も。
「遊湯ぴっぷ」の料理は、30年以上続く人気レストラン、仕出し会社が提供する料理で、宿泊された皆様よりご満足いただいております。
旅の途中に「ほっとする」癒しの時間をつくってみてはいかがでしょうか?
北海道比布町や旭川にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。
遊湯ぴっぷをみてみる