【バイカー向け】北海道ツーリング道東のおすすめルート紹介
北海道ツーリング 2022年7月13日北海道の東側「道東」をツーリングするならどこがいいのだろう、道東といっても広すぎてどこにいけばいいのか悩みますよね。
道東は主に知床半島といわれるエリアと根室半島と呼ばれるエリアが存在します。
世界遺産である知床半島や、北海道らしさを堪能できる根室半島は見どころ満載な場所ばかり。
今回は、北海道で宿泊施設を運営する「遊湯ぴっぷ」が道東の魅力やおすすめルートを知床半島と根室半島の2パターンに分けて紹介していきます。
日々、観光客を受け入れる私たちだからこそ教えられることはたくさんあります。
北海道一周したい、北海道ツーリングを検討している方は参考にしてみてくださいね。
道東の魅力を3つ紹介
魅力①:交通量が少ない
北海道は札幌や旭川などの大きな街に人口が集中しており、地方は交通量が少ないです。しかも、土地が広いので道路は広いし駐車場はほとんどが無料と、バイカーにとっては地方の道東の方が魅力に溢れているかもしれません。
魅力②:海鮮類が美味しい
道東はオホーツク海という海に面しているため、海鮮類が美味しいことでも有名です。ウニやいくら、カニやボタンえびなど、北海道ならではの海鮮丼を楽しむことができるのも道東の魅力。
魅力③:珍しい動物を見ることができる
道東は釧路湿原や阿寒湖など自然が豊かなため、非常に珍しい動物を見ることができます。例えば、特別天然記念物に指定されている「タンチョウ」や、希少種である「オジロワシ」など、他では滅多にお目にかかれない動物たちが暮らしています。
どっちに行く?北海道の東の定義は2つある
道東は一般的に「オホーツク地方」と「釧路〜根室地方」に分けられています。
オホーツク地方
オホーツク海に面する地方の中でも、北東のエリアをオホーツク地方と呼びます。
冬には流氷を見ることもできる地方として知られており、アザラシやシャチなど中々普段は目にしない動物もいます。
また、知床半島もあり、有名な観光スポットを訪れたい方にはオホーツク地方がオススメ!
釧路〜根室地方
道東の中でも南東側のエリアを釧路〜根室地方と呼びます。その名の通り根室半島があり、このエリアが発祥のご当地グルメが数多く存在します。例えば「エスカロップ」や「炉端焼き」など。
北のグルメを楽しみたい方は釧路〜根室地方がオススメですよ!
「知床半島(北オホーツク)」を目指すルート
苫小牧港からのおすすめルート
苫小牧→千歳→札幌→旭川→北見→網走→知床半島
主要な都市を周りながら、知床半島を目指すルートです。楽しめる街が多いため、2日以上に分けた方が楽しめます!
美幌峠
日本最大のカルデラ湖である、屈斜路湖を見られる絶景スポットです。湖沿いをバイクで走れる他、展望台もあり雄大な景色を楽しむことができます。
知床横断道路
羅臼町〜ウトロを結ぶ知床横断道路には、二つの顔があります。羅臼側は連続したヘアピンカーブが多く、起伏も激しいためスリル満点の道路。ウトロ側は幅の広い道と緩やかなカーブでのんびりツーリング向きと、同じ道路とは思えない顔を持っています。
天に続く道
ストレート区間が約28kmの直線道路。道路の端と空と繋がるほど長い直線が続きます。地平線を目指して走る体験は北海道ならでは。でも、速度の出し過ぎには注意ですよ。
知床半島到着後の詳しいグルメ・観光スポットは以下の記事で紹介しています。併せてご覧ください!
知床五湖
知床五湖は、その名の通り知床半島にある5つの湖を散策できるスポットです。
地上遊歩道では晴れた日に空を映し出すほど美しい湖を眺めることができ、高架木道では北海道の緑と、山々に積もる雪を眺めながら散策できる一度で二度楽しめるスポットでもあります。
ただし、夏はヒグマが出る可能性もあるため事前予約のガイドが必須になります。訪れる場合は出発前に予約しておきましょう。
網走監獄
出典:網走監獄
網走監獄は、明治時代に活用されていた有名な監獄で、今では観光スポットとして人気を博しています。
日常では絶対に見られない刑務所内の見学や、ランチとして監獄食が提供されているなど、ここでしか味わえない楽しさが満載です。
旅の思い出話になること間違い無しのスポットなので、北海道ツーリングの思い出にぜひお立ち寄りください!
「根室半島」を目指すルート
苫小牧港からのおすすめルート
苫小牧港→帯広→釧路→根室
食の王国、十勝方面を通るルートで、帯広市ではお菓子や豚丼、インデアンカレーなど様々な食べ物を楽しむことができます。距離が長いため、帯広市か釧路市で一泊することをオススメします。
北太平洋シーサイドライン
広尾町〜納沙布岬まで、約300km以上に及ぶ北太平洋シーサイドライン。湾岸、湿原、岬と釧路〜根室方面らしい景色を楽しむことができます。霧が発生することも多いため、天気予報は事前にチェックです。
開陽台
ライダーの聖地とも呼ばれる開陽台は、中標津町の北にあります。日本一の酪農地帯を見渡せることで有名なこの台は、実はライダーが広めて全国的に有名になりました。ライダーなら、一度は訪れておきたい場所ですね。
ミルクロード
開陽台近くで見逃せないのがミルクロード。起伏の激しい、まるでジェットコースターのような道路は、走っているだけでアトラクション感覚を楽しめます。元々はミルクを集めるタンクローリーが使う道だったとか。
根室半島到着後の詳しいグルメ・観光スポットは以下の記事で紹介しています。併せてご覧ください!
神の子池
神の子池は、他の観光スポットと異なり林道を進まなければ行けないスポットです。そのため、雑誌などに取り上げられることは少なく、バイカーの間で語り継がれている絶景スポットでもあります。
その日の天気によりエメラルドグリーンからライトブルーに変化する透明の池は幻想的で息を呑む美しさです。
せせらぎを聞きながら、森林の香りを楽しみ、ゆったりとした時間を過ごしたい。そんな方におすすめのスポットになります。
釧路湿原
夏は緑が生い茂り、秋は紅葉が美しい釧路湿原。複数の展望台があり、それぞれ違った表情の景色を眺められることがポイント。
この地域は比較的涼しいことでも有名で、真夏のバイカーにとって癒しのオアシスとなってくれます。
カヌー体験、ホーストレッキングなどのアクティビティも充実しています。ただし、予約が必要なものが多いため事前に確認をとりましょう。
道東のローカルグルメ情報
道東に行ったなら美味しいグルメも楽しみたいですよね。ここでは、道東地方ならではのローカルグルメを紹介します!
知床半島のローカルグルメ
知床半島方面に行った際のおすすめローカルグルメを紹介します。
北見市:北海道唯一の生ひやむぎ専門店「TUMUGU Labo」
知床半島への通り道にある北見市のTUMUGUラボでは、コシの強い生ひやむぎを楽しめます。そのおいしさは「ごちそうひやむぎ」と呼ばれるほど。
知る人ぞ知るローカルフードでしたが、テレビでも紹介され、話題沸騰中。全国的にも珍しい専門店なので多くの人が訪れています。
お店の前の自動販売機には「ライダー麺」も販売されていますので、ライダー仲間へのお土産にもおすすめです♪
営業時間 | 10:00〜18:00 |
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定休日 | 日、月、火 |
住所 | 北海道北見市豊地26−26 |
連絡先 | 0157-33-3155 |
公式サイト | TUMUGU Labo について |
斜里町:北海道だけのローカルジビエ「エゾシカバーガー」
斜里町にあるHEAVEN CAFEでは、エゾシカバーガーという鹿肉を使ったハンバーガーが食べられます。
持ち帰りで販売しているため、広大なオホーツク海を眺めながら鹿肉を食べるという道東方面でしかできない貴重な体験になります。
また、地域の特産じゃがいもである「インカの目覚め」を使ったフライドポテトも販売しているため、ジューシーなフードが好きな方はぜひ訪れてみてください!
営業時間 | 10:00〜17:00 |
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定休日 | 水曜日 |
住所 | 北海道斜里郡斜里町朱円東55 |
連絡先 | 0152-23-6633 |
公式サイト | 𝐇𝐞𝐚𝐯𝐞𝐧 𝐜𝐚𝐟𝐞 ー 𝐒𝐡𝐢𝐫𝐞𝐭𝐨𝐤𝐨 𝐒𝐡𝐚𝐫𝐢 ー (@_heaven.cafe_shiretoko) • Instagram |
根室半島のローカルグルメ
根室半島方面に行った際、食べておきたいローカルグルメを紹介しましょう。
釧路市:ガッツリこってりなローカル飯「エスカロップ」
エスカロップは根室発祥のローカルグルメであり、バターライスの上にトンカツを乗せデミグラスソースをかけたガッツリ系のフードです。
根室市内であれば多くのお店で食べられますが、中でもおすすめは「ニューモンブラン」。発祥の店であるモンブランを引き継ぎ、現在でも営業している名店です。
ここでしか味わえない濃厚な味をぜひお楽しみください。
営業時間 | 10:00〜15:00 17:00〜19:00 |
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定休日 | なし |
住所 | 北海道根室市光和町1丁目1 |
連絡先 | 0153-24-3301 |
公式サイト | ◆食事と喫茶 ニューモンブラン – 根室市観光協会 |
釧路市:自分好みの海鮮丼に「勝手丼」
勝手丼は釧路市の和商市場で楽しめる海鮮丼です。北海道の海街ならではのシステムで、自分でネタを選んで丼を作る方法です。
選べるネタはイクラ・ウニ・サーモン・ホタテ・カニむき身など様々。それぞれに値段がつけられており、リーズナブルな値段で自分好みの海鮮丼を作れます。
食べたことの無いお刺身にチャレンジするも良し、自分の好きなネタだけを乗せた豪華な丼にするも良し、勝手丼の名前の通り、好き勝手に丼を作ってみましょう!
営業時間 | 8:00〜17:00 |
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定休日 | 日曜日 |
住所 | 北海道釧路市黒金町13丁目25 |
連絡先 | 0154-22-3226 |
公式サイト | 和商市場 |
まとめ
今回はバイカーの方向けに道東を楽しむための情報を紹介しました!「北オホーツク方面」に行くか、「釧路〜根室方面」に行くか、迷いますね。
もし北オホーツク方面に行くのでしたら、ぜひ私たち「遊湯ぴっぷ」をご利用ください。
遊湯ぴっぷは北海道の中心(比布町)に位置する宿泊施設。温泉、美味しい料理で旅の疲れを癒し、翌日の旅を元気にサポートしています。
「遊湯ぴっぷ」の料理は、30年以上続く人気レストラン、仕出し会社が提供する料理で、宿泊された皆様よりご満足いただいております。
旅の途中に「ほっとする」癒しの時間をつくってみてはいかがでしょうか?
北海道比布町にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。
遊湯ぴっぷ