穴場!北海道の中心を絶景ツーリング【天塩川シーニックバイウェイ】を紹介
北海道ツーリング 2022年6月10日オロロンラインから東側に内陸へ入るとさらにおすすめできるスポット。その名が「天塩川シーニックバイウェイ」。
シーニックバイウェイとは、景色を意味するScene(シーン)の形容詞「Scenic(シーニック)」と、わき道・寄り道を意味する「Byway(バイウェイ)」を組み合わせた言葉で、元々はアメリカで流行っていた言葉。最近では広大な大地や溢れる自然を多く持つ北海道でも積極的に取り入れられ、2022年現在では13の指定ルート、3つの候補ルートがあり、約460団体が活動をしています。
その中の天塩川シーニックバイウェイは、田園風景から丘陵地帯へ、穏やかに、緩やかに、変わっていく風景が大きな魅力。優美なコントラストが愛車と相性も抜群です。
ここでは、天塩川シーニックバイウェイの魅力を存分に紹介するので、北海道ツーリングの参考にしてみてください。
シーニックバイウェイについて、以下の記事で細部まで解説しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
北海道遺産にも認定された「天塩川」
そもそも天塩川は、北海道の北の方にある士別市〜天塩町にかけて流れる、全国第4位の川なんです。本流の長さはなんと256km!日本海へと続く長い長いこの川は、平成16年に北海道遺産にも登録されています。
また、天塩川の名産品としてはサケ・マスやヤマトしじみが有名で、夏には「鏡沼しじみまつり」というイベントも開かれているほど。
大自然を感じる天塩川にも「シーニックバイウェイ」があります。次の見出しでは天塩川シーニックバイウェイの魅力について、余すところ無くお伝えさせていただきます!
天塩川シーニックバイウェイの魅力
天塩川シーニックバイウェイは、内陸を通る国道40号線が通っているため、緑の自然を楽しみたい方にオススメ。
ここでは、各スポットに焦点を絞って、天塩川シーニックバイウェイの魅力をお伝えしていきます。
国道275号線
北海道の県庁所在地、札幌から枝幸郡浜頓別町を結ぶ非常に長いルートです。全長は約315kmほど。内陸を通り、緑の中を駆け抜けることができるルートで、山が好きな人にオススメ。
また、札幌や旭川などに立ち寄り、観光しやすいのも嬉しいポイントです。
朱鞠内湖(しゅまりないこ)
朱鞠内湖に足を踏み入れると、そこにはまるでノルウェーを思わせる湖が広がっています。
釣り人にとって「聖地」と呼ばれる朱鞠内湖は、イトウの産地としても有名。小さな島々が多くあり、その多くがフィッシングポイントになっています。その人気はプライベートガイドツアーが組まれるほど。
湖のほとりでコーヒーを飲みたい、疲れた体を少し休めたい方は絶好の癒しスポットです。
中頓別鍾乳洞
日本最北の鍾乳洞で、中頓別町という所にあります。先ほど紹介した国道275号線を通るのであれば、ちょうど通る町なので寄り道には最適です。嬉しいことに駐車場完備で入場料は無料!
ガイドサービスも行っているので、事前情報無しで楽しめます。旅の思い出に自然の中を歩いてみませんか?
国道40号線
スタート地点は北海道第2の都市である旭川市。ここから稚内市を目指し、北へ北へと向かうルートです。全長は約299km。
こちらのルートでは、内陸だけでなく港町も通ることができるため、海鮮系を楽しみたい人にオススメのルートです。
天塩川シーニックバイウェイへの行き方
天塩川シーニックバイウェイを目指すには、苫小牧港から行くことをおすすめします。まずはルートのマップを見てみましょう。
先ほど紹介した国道275号線を通り、札幌や旭川など主要な都市を巡ることができる贅沢なルートです。目的に着くまでに満足しないよう気をつけて下さい(笑)
札幌は駐車場が無いホテルも多いので、宿泊を考えているのであれば、旭川方面で泊まることをオススメします。
まとめ
今回は、北海道の中でも北の方にある「天塩川シーニックバイウェイ」について紹介させていただきました。少しでも魅力が伝わっていたら嬉しいです。この記事のポイントは以下の通り。
- 天塩川は北海道遺産にも登録されている川
- 天塩川シーニックバイウェイには、朱鞠内湖を中心とした自然のスポットがある
- 朱鞠内湖は釣り人の聖地であり、イトウが釣れる
- 苫小牧→天塩川までのルートは札幌、旭川を通ることができる
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