シマエナガが観られるおすすめスポット5選!生態や観るための道具も紹介
北海道観光 2025年2月19日
雪の妖精という愛称でも地元民から愛されているシマエナガは、北海道全域に生息しているものの、意識して探さないとなかなか見れません。
ここでご紹介するシマエナガを観るための道具やおすすめスポットを知っておくと、通常よりも高い確率で観られるでしょう。
具体的にどのような道具を用意しておくべきなのか、必要な道具やシマエナガの生態などをご紹介しているので、シマエナガを観たい方は参考にしてみてください。
おさらい|シマエナガの生態
シマエナガはヨーロッパや中央アジアなどユーラシア大陸全般に生息するエナガ科エナガ属に分類される鳥の一種です。
一般的なエナガは茶色い体に小柄で、雀のような見た目です。
しかし北海道で出会えるシマエナガはエナガの中でも「亜種」になり、もふもふの羽毛と小柄な丸いボディに長い尾が特徴的となっています。
防寒に耐えるためにも空気を豊富に含んだもふもふな状態となっており、愛くるしい姿から道内外で多くのファンがいます。
またシマエナガは尾と体の長さが同じなので、他の野鳥と判別しやすいですよ。
北海道全域で観ることができますが、活発な性格からすぐにいなくなってしまうケースも少なくありません。
主に低山地帯や広葉樹林などの森林に囲まれて暮らしているため、北海道の中でも緑が多い場所に足を運ぶと出会える可能性があります。
加えて、シマエナガを観たい方におすすめなのが冬の時期。
冬は寒さに耐えるために羽毛に多くの空気を含むので、雪玉のようなまん丸ボディになります。ぬいぐるみのような触り心地で愛くるしい見た目が楽しめるため、シマエナガは冬季間が絶好のシャッターチャンスなのです。
シマエナガを観るために必要な道具
シマエナガをしっかりと観たい方は、望遠レンズや専用カメラ、双眼鏡を用意しましょう。
シマエナガは警戒心が強くない鳥ではあるものの、俊敏かつ活発な性格をしているため、すぐに移動してしまうケースも少なくありません。
写真をしっかりと残したい場合は、「三脚」「望遠レンズ」「デジタル一眼レフカメラ」を用意すると写真集に載っているような姿を撮れるでしょう。
デジタル一眼レフカメラが少し高いと感じる場合は、高倍率のコンパクトデジカメでも観ることが可能なのでおすすめです。
望遠に特化しているため、離れた位置でもしっかりとシマエナガの姿が見れますよ。
カメラを用意するのが難しい場合は、スマホと双眼鏡を用意しましょう。双眼鏡にスマホのレンズを取り付けるようにすると、望遠レンズとして双眼鏡が活躍してくれますよ。
スマホでもシマエナガの姿をしっかりと見れるので、どうしても観たい方は双眼鏡を用意しておくのがおすすめです。
【エリア別】シマエナガを観れるおすすめスポット5選
ここからは、シマエナガが観れるおすすめスポットをエリア別にご紹介します。
- 道央エリア_The Bird Watching Cafe
- 道央エリア_恵み野中央公園
- 道南エリア_五稜郭公園
- 道北エリア_神楽岡公園
- 道東エリア_帯廣神社
実際に観れたという有力情報をもとにご紹介しているので、シマエナガをひと目見たい方は参考にしてみてください。
道央エリア_The Bird Watching Cafe

The Bird Watching Cafeは、北海道の千歳市にあるバードウォッチングが可能なカフェです。
野鳥撮影の第一人者「嶋田 忠さん」がプロデュースしたカフェでもあり、森に面したカウンター石で、カフェタイムを楽しめます。
予約は必要ですが、野生動物を間近で撮影できる撮影小屋まであるため、シマエナガの自然な写真を撮影したい方に向いているでしょう。
またシマエナガにちなんだオリジナルグッズやソフトクリームなどもあるため、シマエナガ好きの方は満喫しやすいですよ。
シマエナガ以外の野鳥も目撃できるので、癒やしの時間を過ごしたい方におすすめです。
住所 | 千歳市蘭越90-26 |
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アクセス | 新千歳空港から車で約20分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
公式サイト | https://tbwcafe.base.shop/ |
道央エリア_恵み野中央公園

恵み野中央公園は、恵庭市にある3つのエリアに別れた大きな公園です。
春には桜、秋には紅葉の名所として知られており、季節問わず多くの方が足を運んでいます。
自然に囲まれた場所で、シマエナガも森林の中で暮らしやすく、見かける機会が多いようです。また大きな池があるため、シマエナガ以外の水鳥も見れる可能性があります。
大自然に囲まれながらゆっくりと過ごしたい方や、シマエナガの自然な姿を身近で観たい方におすすめです。
住所 | 恵庭市恵み野西5丁目11 |
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アクセス | 札幌市内から車で約66分 |
営業時間 | – |
公式サイト | https://eniwamachizukuri.com/park/meguminokouen/ |
道南エリア_五稜郭公園

五稜郭は星型のデザインが特徴的な城郭で、国の特別史跡にも指定されています。
春には桜の名所、冬にはイルミネーションが彩ることでも知られており、季節問わず多くの方が足を運ぶ公園です。
五稜郭公園は、自然に囲まれているので、シマエナガ以外の野鳥も多く散見されます。
他の公園とは異なり早朝からも訪れられるため、シマエナガを観たい方は朝の散歩と合わせてシマエナガ探しをしてみてはいかがでしょうか。
住所 | 函館市五稜郭町44-2 |
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アクセス | 函館空港から車で約15分 |
営業時間 | 5:00~19:005:00~18:00 |
公式サイト | https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/goryokaku/ |
道北エリア_神楽岡公園

神楽岡公園は、シマエナガが見つかったという有力情報が多い場所です。
旭川駅から車で約10分の場所にある公園で、花見や夏のキャンプ、冬のスキーなど四季を通して多くの方に利用されています。園内の大部分が樹林地となっているため、シマエナガのような野鳥や小動物も多く生息していますよ。
落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとシマエナガを探せるので、大自然を感じたい方にも向いているでしょう。
住所 | 旭川市神楽岡公園 |
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アクセス | 旭川駅から車まで約10分 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
公式サイト | https://www.asahikawa-park.or.jp/park/synthesis/kagura.html |
道東エリア_帯廣神社

帯廣神社は、帯広駅から車で約8分の場所にある神社で、シマエナガの目撃情報が多いおすすめスポットです。
「シマエナガが遊びに来る神社」とうたっているほどで、シマエナガ御朱印やシマエナガみくじなど、シマエナガをモチーフにした授与品が豊富にあります。
出雲大社の多くに主神と同じ神様が祀られているため、参拝に足を運ぶ方も多いです。
神社に参拝・散策しながらシマエナガを探せるため、ゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめですよ。
住所 | 帯広市東3条南2丁目1番地 |
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アクセス | 帯広駅から車で約8分 |
営業時間 | – |
公式サイト | http://www.obihirojinja.jp/ |
まとめ
シマエナガは野生動物になるため、必ずしも出会えるという場所はありませんが、北海道内さまざまな場所で目撃情報が上がっています。
北海道は街なかでも自然に囲まれた場所が多いので、街にいても運が良ければ出会える可能性があります。
シマエナガと遭遇できる確率を上げたい方は、本記事でご紹介した自然に囲まれているおすすめスポットに足を運んでみてください。
また、シマエナガ探しで旭川周辺を訪れる場合は、「遊湯ぴっぷ」がおすすめです。
遊湯ぴっぷは、北海道の中心である比布町に位置する温泉宿のため、美瑛や旭川動物園、富良野などさまざまな観光スポットしやすい場所にあります。
近くにはシマエナガの目撃情報がある神楽岡公園もあるので、シマエナガ探しを行いやすいですよ。
加えて、調理経験15年以上の料理長が丹精込めて作る料理は大変好評で、料理を目当てにリピーターとしてご利用されるお客様もいらっしゃるほどです。
旅の途中に、遊湯ぴっぷで癒しの時間を過ごされてはいかがでしょうか。
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