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【北海道観光】ゴールデンカムイ聖地スポット巡り!エリア別に11か所紹介

北海道観光 2024年3月1日
【北海道観光】ゴールデンカムイ聖地スポット巡り!エリア別に11か所紹介

北海道出身の漫画家・野田サトル先生による大人気コミック「ゴールデンカムイ」。

明治末期の北海道を舞台に、個性豊かなキャラクターたちがアイヌの埋蔵金を巡り繰り広げる壮大なストーリー!

漫画は2022年7月に堂々の完結を迎え、テレビアニメや実写映画・ドラマも話題となっています。

物語の舞台となる北海道には、野田サトル先生が実際に足を運び取材を行ったうえで、モデルとして漫画に登場するスポットが数多く存在するんですよ。

今回は、「北海道にあるゴールデンカムイの聖地へ行きたい!」という方に向けて、観光しながら巡れるゴールデンカムイの聖地スポットを紹介したいと思います♪

この記事を読めば、北海道へ遊びに来たときに、ゴールデンカムイの聖地を余すことなく堪能できちゃいますよ。

※ストーリーのネタバレを一部含みますので、完読されていない方はご注意ください。

※掲載情報は2024年3月時点のものです。時期によって変動する場合があります。

札幌エリア

北海道全域が舞台となっているゴールデンカムイですが、都心部・札幌もしっかり登場しています!

札幌エリアは、他の観光もしながら聖地を巡るのに最も適している場所なので、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

札幌市時計台

札幌市時計台

札幌市を代表する観光スポットとして有名な「札幌市時計台」。

正式名称は「旧札幌農学校演武場」です。北海道大学の前身である札幌農学校の施設として、初代教頭であるクラーク博士の構想に基づき明治11年に建設され、現在は国の重要文化財に指定されています。

ゴールデンカムイの作中では、225話〜250話の札幌編で度々登場!

囚人切り裂きジャックことマイケル・オストログを追い、杉元ご一行や第七師団が集結するまでの過程で、まさしくこの時計台が何度も描写されています。

公式サイト札幌市時計台
住所〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西2丁目
営業時間8:45〜17:10(入館は17:00まで)
休館日年始 1月1日〜1月3日
料金大人:200円
小中学生、高校生:無料(学生証をご提示ください)
アクセスJR札幌駅南口より徒歩約10分
地下鉄大通駅下車、市役所側出口より徒歩5分

サッポロビール博物館

サッポロビール博物館

日本で最も歴史のあるビール博物館。

1876年の北海道開拓事業から受け継がれるサッポロビールの歴史を体感できるうえに、ここでしか飲めない貴重な復刻ビールも楽しめますよ。

先ほど紹介した時計台から舞台を移し、札幌編・決着の地となるサッポロビール工場。

杉元たちがビールを浴びながら戦うシーンは印象深いですよね。作中の249話〜251話にあたり、石川啄木が次の犯行現場を皆に伝える場面でとくに分かりやすく外観が描写されています。

またゴールデンカムイで描かれているビール工場の実際の位置は、現在の「サッポロファクトリー」に該当し、もともとはサッポロビールの生産工場だった場所です。「サッポロビール博物館」は、建造物がモデルとなって描かれているのです。

公式サイトサッポロビール博物館
住所〒065-8633 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
営業時間11:00~18:00(最終入館17:30/有料試飲ラストオーダー16:00)
※ミュージアムショップは19:30まで営業
休館日毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日に休館)、年末年始、臨時休館日
料金自由見学無料
プレミアムツアー有料(大人 1,000円、中学生~20歳未満 500円、小学生以下 無料)
アクセス地下鉄東豊線「東区役所前」駅より徒歩約10分
JR函館本線「苗穂駅」下車、北口より徒歩8分

北海道開拓の村

北海道開拓の村

「北海道開拓の村」は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、敷地内に移築復元・再現した野外博物館です。開拓当時の生活を体感・理解してもらうことを目的に、1983年4月に開村しました。

ゴールデンカムイ原作者である野田サトル先生が「登場人物達が生きた時代を、最も濃厚に感じられる場所」として挙げているのが、北海道開拓の村です!

敷地内52棟ある建造物のうち、なんと33棟が原作のモデルに使われており、札幌に来たら訪れるべきファン必見の聖地と言えるでしょう。

作中の何話にどの建物が登場するか書き出すとキリがありませんが、印象的な場面で挙げるとするなら、55話〜58話に登場する「旧山本理髪店」があります。尾形と土方がヒゲを剃ってもらうシーンで使われており、漫画そのまんまの光景が広がっていますよ。

公式サイト北海道開拓の村
住所〒004-0006 札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
開村時間・休村日【5月〜9月】
9:00〜17:00(入場16:30まで)無休

【10月〜4月】
9:00〜16:30(入場16:00まで)休村日
月曜日(祝日・振替休日の場合は、翌日)

12/29〜1/3 休村
※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開村
料金一般800円、大学生・高校生600円
アクセスJR「新札幌」駅下車
地下鉄東西線「新さっぽろ」駅下車
~乗換~
新札幌バスターミナル北レーン10番乗場より
ジェイ・アール北海道バス
「開拓の村」行(約20分)終点下車

小樽エリア

物語の始まりの土地、小樽!アシリパの出身も小樽付近のアイヌコタンでした。

札幌から小樽は、電車でも車でも1時間ほどで行くことができるので、1泊2日くらいでまとめて巡ってみるのもおすすめですよ。

旧小樽倉庫

旧小樽倉庫

和洋折衷のデザインが美しく、観光スポットとしても人気な「旧小樽倉庫」。

明治23〜27年に建造された木骨石造倉庫と木骨レンガ造りの事務所です。現在は観光案内所や土産物店を含む小樽運河プラザ、小樽市博物館などとして利用されています。

ゴールデンカムイの作中30話で、鶴見中尉が港で武器を仕入れているシーンがありました。その背景に描かれている建物が旧小樽倉庫にそっくりなのです!

当時、物流の一大拠点となっていた小樽港ですから、武器の売買にはうってつけの場所だったのかもしれません。

関連サイト小樽市指定歴史的建造物 第13号 旧小樽倉庫 | 小樽市
住所〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目1−20
アクセス小樽駅より徒歩約10分

旧青山別邸

旧青山別邸

「旧青山別邸」は、当時ニシン漁で巨万の富を築き上げた青山家が、現在の価格にして総工費30億円を注ぎ込んで建てた別荘です。

約1500坪の敷地内に木造2階建て、建坪は190坪の大豪邸。国の登録有形文化財に指定されています。

ゴールデンカムイ4巻の裏表紙や、5巻(40話)のなかで杉元と辺見が大暴れするシーンの舞台となっており、アシリパがオソマした有田焼の便器なども見ることができます。

公式サイト旧青山別邸について | 小樽貴賓館|北海道小樽市の観光
住所〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目63
入館時間【4月~10月】9:00~17:00
【11月~3月】9:00~16:00
※最終受付は終了時間の30分前
※12月29日〜12月31日は9:00〜15:00
※1月1日〜1月7日まで休業
料金大人(中学生以上)1,300円
子供(小学生)650円
アクセスJR小樽駅より車で約10分

旭川エリア

ゴールデンカムイの作中で、第七師団の本部があるとされているのが旭川です。

推しキャラが第七師団に所属しているなら旭川エリアは必見です!

神居古潭(かむいこたん)

神居古潭(かむいこたん)

「神居古潭(かむいこたん)」は、旭川有数の景勝地として知られ、「旭川八景」のひとつにも選定されている美しい渓谷です。アイヌ語で神(カムイ)の集落(コタン)という意味があります。

ゴールデンカムイ93話において、脱獄王の白石が第七師団に連行されるのを皆で阻止しようと奮闘するシーンの舞台となっています。

土方歳三が吊橋を斬って白石を川に落とし、キロランケが木舟で白石を助けようとするのですが、白石は杉元との裏切りが脳裏によぎり、わざと川へと流れていく…。印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

関連サイト神居古潭 – 一般社団法人 旭川観光コンベンション協会
住所〒078-0185 北海道旭川市神居町神居古潭
定休日令和5年10月1日(日)~令和6年3月31日(日)まで、神居大橋の修繕工事実施のため、橋りょう部が通行止め
料金見学自由
アクセスJR旭川駅から車で約40分
旭川空港から車で約50分

北鎮記念館

北鎮記念館

「北鎮記念館」は、屯田兵と師団に関する約2,500点もの資料が収蔵・展示されている記念館。北海道の開拓と防衛の歴史を伝えるために建てられ、陸上自衛隊第二師団の旭川駐屯地内に位置します。

入館料無料かつ、希望すれば自衛官の方が館内を案内してくれる魅力的なサービスもあり。

鶴見中尉、鯉登少尉、尾形上等兵たちが所属する第七師団は、別名「北鎮部隊」とも呼ばれていたことをご存じでしょうか。第七師団の歴史を深く知りたい方にはおすすめのスポットです。

1階にはゴールデンカムイのコーナーがあり、衣装一式と銃を見ることができます。実際に衣装を身につけて、なりきり写真撮影も可能!ファンにはたまらないですね。

関連サイト北鎮記念館 – 一般社団法人 旭川観光コンベンション協会
住所〒070-8630 旭川市春光町陸上自衛隊旭川駐屯地隣
営業時間夏季(4月~10月)9:00~17:00
冬季(11月~3月)9:30~16:00
定休日毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
料金入館無料
アクセス旭川空港から車で約50分
旭川駅から車で約20分

網走エリア

物語の大きな節目となる網走監獄編。

網走へ行けば、ゴールデンカムイの世界に迷い込んだような体験ができちゃいます。またゴールデンカムイグッズの販売も豊富です。

博物館 網走監獄

博物館 網走監獄
引用:博物館 網走監獄 公式サイト

「博物館 網走監獄」は、明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している野外歴史博物館。最も古いもので130年前の建物もあり、当時の様子を肌で感じられる施設となっています。

言うまでもなく、ゴールデンカムイ網走監獄編の舞台。漫画6〜14巻まで網走監獄編ですが、とくに網走監獄が出てくるのは13・14巻。のっぺら坊の正体が判明し、杉元が撃たれるなど多くの展開があり、物語のなかでもかなり重要な場所です。

見逃せないのが「五翼放射状平屋舎房」。5つの舎房を一度に監視できる中央見張り所は、129話でアシリパたちが舎房に侵入する際に、門倉が見張りを行っていた場所です。見張り所は自由に入ることができますよ。

また5つある舎房の中で一番注目されていたのが第四舎でしたね。偽のっぺら坊が収監されていたため、アシリパ、杉元、白石が潜入し、鶴見中尉が攻め入ってきたのが第四舎になります。

132~133話では、鶴見中尉率いる第七師団が第四舎めがけて乗り込んできて、門倉が一斉開房装置を作動させたことで自由になった700人の凶悪犯たちと第七師団が乱闘するシーンもありました。

偽のっぺら坊が収監されていた第四舎第六六房も実際に存在し、作中で描かれた通りの造りであることが分かります。

公式サイト博物館 網走監獄 公式サイト
住所〒099-2421 北海道網走市字呼人1-1
営業時間9:00~17:00 ※入館受付16時まで
休館日12/31・1/1
料金大人1,500円、高校生1,000円(※学生証提示)、小中学生750円
アクセスJR網走駅から博物館網走監獄まで約4km
徒歩約40分、車約7分、バス約10分

函館エリア

ゴールデンカムイ281話から、舞台は函館に!

杉元・アシリパたち、第七師団、土方歳三の勢力との攻防が激しく繰り広げられ、作品最終章の重要な盛り上がりを見せる場面となっています。

五稜郭

五稜郭

歴史的な要塞として知られる「五稜郭」。稜堡と呼ばれる5つの突角を持ち、星形五角形の外観から五稜郭と呼ばれるようになりました。

現在は「五稜郭公園」として一般開放され、五稜郭タワーや資料館を併設。見ごろの時期には約1,530本もの桜が咲き誇り、花見の名所としても親しまれています。

ゴールデンカムイ作中では、アイヌの金塊の隠し場所が五稜郭と判明し、クライマックスに向かっていく重要な舞台に。

 281話で永倉がアシㇼパに五稜郭の成り立ちを説明するシーンで、かつてそこに存在した箱館奉行所の外観が描かれています。激しいバトルシーンも見ごたえがありましたね。

<五稜郭公園の施設情報>
関連サイト五稜郭公園 | 一般財団法人 函館市住宅都市施設公社
住所〒040-0001 北海道函館市五稜郭町44-2
開園時間常時開放

※郭内(堀の内側)
【4月~10月】5:00~19:00
【11月~3月】5:00~18:00
料金公園内無料(有料施設あり)
アクセス市電:五稜郭公園前下車 徒歩約15分

旧ロシア領事館

旧ロシア領事館

急勾配の幸坂の最高地点に佇む、木造レンガ造りの建造物が「旧ロシア領事館」です。

明治41年に建てられた、帝政ロシア時代の華やかさが残る建物。赤レンガに青い屋根・白い窓枠のコントラストが印象的で、異国情緒あふれるスポットとなっています。

内部は立ち入り禁止で、現在は外観のみ見学可能です。

ゴールデンカムイの作中では、198話に登場。鯉登少尉が少年時代に誘拐された際、彼の三輪車が見つかったあの場所です。

鯉登父と鶴見中尉がガラスを割って侵入したドアや、鯉登父が音之進の三輪車またがり飛び出してきた門なども見ることができます。

関連サイト旧ロシア領事館 | スポット一覧 | はこぶら
住所〒040-0055 北海道函館市船見町17-3
営業時間外観のみ見学可
アクセス「幸坂」バス停下車、徒歩約8分

根室エリア

最後に紹介するのは根室エリア。日本最東端の街として、観光でも人気の場所です。

ゴールデンカムイでは、土方歳三と土井新蔵が登場するシーンの舞台となっています。

花咲灯台 車石

花咲灯台 車石

根室・花咲港は、花咲ガニの産地として有名です。花咲灯台のすぐ下には、放射状節理構造で車輪みたいな形をした「車石」と呼ばれる奇岩があり、その大きさはなんと直径6m。独特な形状のこの石は世界的にも珍しく、国の天然記念物に指定されています。

ゴールデンカムイでは153・154話に、この扇形の奇岩が登場します。人斬り用一郎こと、土井新蔵が最期を迎えた場所です。

この景色を眺めながら、土方歳三が永倉新八に「まだまだ走れる そうだろう?ガムシン…」と語りかけるシーンがありました。

関連サイト◆花咲港・車石 – 根室市観光協会
住所〒087-0032 北海道根室市花咲港
営業時間散策自由
料金散策自由
アクセスJR根室駅から根室交通バス花咲港行きで約10分、「車石入口」下車徒歩約20分

まとめ

北海道観光しながら巡れるゴールデンカムイの聖地スポットを、エリア別に11か所紹介しました!

好きなキャラが登場した場面や、思い出のシーンをもとに、聖地巡りを楽しんでみてくださいね。

旭川方面へお越しの際は、ぜひ弊社 遊湯ぴっぷをご利用ください♪

遊湯ぴっぷは、北海道の中心である比布町に位置する温泉宿です。どこの観光スポットにもアクセスしやすく、遠出の際の中継地点や、旭川観光でご利用いただくのにぴったり。

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