ライダーを魅了する北海道ツーリングで外せないルート7選!
北海道ツーリング 2022年5月23日ライダーの聖地と言われる北海道、バイカーなら一度は走ってみたい土地ですよね。
でも、ちょっと待ってください。面積が広い北海道は、しっかりとルートを決めていないと「走るのは楽しかったけど、景色が地味だったな」となりがちです。
ここでは、北海道でしか見ることのできないスポットやルートを紹介し、あなたが北海道ツーリングを行う際、120%楽しめるようにお手伝いします!
ぜひ北海道ツーリングの参考にしてみてくださいね。
爽快!気持ちよく走れる直線ルート
ジェットコースターの路(上富良野町)
上富良野町と美瑛町の中間にある長い直線道路。ジェットコースターという名前の通り、アップダウンが激しいんです。場所によっては、一番下った道路が見えなくなることもあるほど。畑や丘陵、草原と、あらゆる緑の自然を見ることができるスポットです。
斜里の直線道路(斜里町)
別名、「天に続く道」と呼ばれる直線道路。その名の通り、道路の端が空と繋がるほど長い長い直線が続く道路です。道内でも最高レベルの直線であり、ストレート区間は約28km。地平線の向こう側を目指して走り続ける快感は、他の場所では味わえません。
海へ延びる道(清里町)
斜里の直線道路が天へ続く道なら、清里の道路は「海へ延びる道」。標高の高い南側から伸びる約8kmの直線は、まるでその先にあるオホーツク海へ繋がっているような間隔を覚えます。青く広がる海原を見つめながら、そこに向かう爽快感が味わえるスポットなんです。
忘れられない絶景!シーニックバイウェイ
「シーニックバイウェイ」、多くの方には聞き馴染みの無い言葉かと思います。これは、景色を意味するScene(シーン)の形容詞「Scenic(シーニック)」と、わき道・寄り道を意味する「Byway(バイウェイ)」を組み合わせた言葉で、元々はアメリカで流行っていた言葉でした。
ですが、最近では広大な大地や溢れる自然を多く持つ北海道でも積極的に取り入れられ、2022年現在では13の指定ルート、3つの候補ルートがあり、約460団体が活動をしているんです。
大雪・富良野ルート(花人街道)
ラベンダー畑をはじめとする、多種多様な花を見ることができるルートで、別名「花人街道」と呼ばれています。特に「十勝岳スカイライン」は見上げれば十勝岳、下を見れば富良野の街並みが広がる必見のスポットです。先ほど紹介した「ジェットコースターの路」もこの中にあるため、直線好きの人も満足できるルートになります。
東オホーツク(美幌峠)
日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖を見ることができる激レアな絶景スポットです。屈斜路湖に沿って描かれる長い道路も魅力の一つで、緩やかな斜面と緩やかなカーブには走っている者の心を穏やかにしてくれる不思議な力があります。
宗谷丘陵(シェルロード)
広大な大地に風車が並んでいる道は、ヨーロッパを思わせる景色になっています。この宗谷丘陵は最近になって知られ始めた新名所で、この中には「シェルロード」と呼ばれる道があります。
道道(県道の北海道版)889号から入ることができるシェルロード。直訳で貝の道ですが、実は本当に砕いたホタテの貝が敷き詰められた道なんです。足元を見れば雪のように白いシェルロードが、見上げればどこまでも広がる海と豊かな緑が目に飛び込んでくる最高のスポットです。
サロベツ原野(オロロンライン)
豊富町と幌延町の日本海側に広がる原野になります。南北27kmにも及ぶこのサロベツ原野の端を走るのが、オロロンライン。右を見れば大原野が広がり、左を見れば日本海と自然好きにはたまらない道になっています。
この道にはコンビニや人家が無く、電柱もほぼ無いため事前の準備は必要ですが、その分全力で自然を楽しむことができるスポット。また、道の起伏がほとんど無いことから、海に沈む夕日を見ながら走り続けることができるスポットでもあるんです。
天塩川(白の世界)
このシーニックバイウェイの最大の特徴は、白く美しい花を見ながらツーリングできる点です。これはソバの花であり、花畑の中で風を感じながら走ることができます。沿線には「純白の丘、「白絨毯の畑」、「白銀の丘」などの看板が現れ、美しい白の世界へと入り込むことができますよ。
層雲峡〜北オホーツク
ここは現在、シーニックバイウェイ「候補」として選ばれている、まだあまり知られていないスポットです。候補に選ばれているだけあって、自然の景色が目まぐるしく移り変わるのが特徴。海も山も、湖も楽しむことができる自然好きにはたまらないルートになります。もちろん、層雲峡温泉は外せないでしょう。
知床横断道路
日本最後の秘境と言われている「知床半島」。この令和の日本でも、未だ手付かずの原生林が広がっている自然の宝庫です。手付かずの自然があるということは、動物たちも多く住んでいるということ。関東では絶対に見ることができない動物との出会いがあるかもしれません。(もちろん、運転中は注意が必要ですが)
この知床半島を横断できる唯一の道路が、知床横断道路。この道路は、大きく2つの顔を持っています。羅臼(らうす)町〜ウトロ(地名)を繋ぐ道路であり、ウトロ方面は緩やかなカーブ、幅の広い道とのんびりツーリングしたい人向け。反対に羅臼町側は、連続したヘアピンカーブが多く、起伏も激しいことからアクション性の高いライディングをしたい人にオススメです。
まとめ
今回は、北海道へのツーリング初心者の方に向けて必要な情報を紹介しました。一度に全てを回ろうとするのではなく、まずは一箇所に絞って楽しんでみてください。
北海道ツーリングにかかる費用や時間などについては、以下の記事で解説しておりますので、併せてご覧ください。
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