【春】に旭川を観光するためのガイドブック!見どころやスポットを地元民が紹介
旭川観光 2023年2月27日雪解けが進む春の季節。旭川の4月はまだ雪が残る時期ですが、少しずつ暖かくなる時期でもあります。旭山動物園や神居古潭などの有名な観光スポットも多いですが、実は旭川には春という時期にこそ訪れるべきおすすめの観光スポットがいくつかあるのです。
今回は、ローカルな情報通である地元の温泉宿「遊湯ぴっぷ」が春の季節にフォーカスして、旭川の見どころやおすすめの観光スポット、観光する際のポイントなどをご紹介します。
春の旭川の見どころ
雪がある程度解けた春の旭川は、春に咲き始める花を見ることができたり、自然を楽しめるアクティビティがスタートし始めたりする時期でもあります。
- 桜やエゾエンゴサクなどの花
- 自然を満喫できるアクティビティ
- 春に開催されるお祭りで味わえるグルメ
特に草木などの自然に触れ合える観光スポットが多く存在するため、春の時期にしか見られない花を求めて足を運んでみるのもおすすめです。
また、中にはこの時期にしか楽しめない珍しいグルメも食べられるイベントもあるので、イベントが開催される時期に合わせて旅行の予定を組んでみるのも良いでしょう。
春におすすめの旭川観光スポット5選
旭川には、魅力的な観光スポットがたくさんあるのでどこに行こうか迷ってしまいますよね。ここでは、春の時期だからこそ訪れるべきおすすめの旭川にある観光スポットをご紹介します。
1. 春に咲いたばかりの花を楽しめる「上野ファーム」
北国ならではの花が咲き誇る上野ファーム。四季折々の宿根草を中心に庭づくりをしている旭川の永山町にあるガーデンです。
夏に比べると咲いている花は少ないですが、雪解け頃に咲き始めるエゾエンゴサクやカタクリなどの花を見ることができますよ。また、5月になればチューリップやスイセンといった球根花たちも顔を出すようになるので、いろんな種類の花を鑑賞できるでしょう。
ファーム内には、白樺の小道やミラーボーダー、パープルウォークなど見どころもたっぷり。特にパープルウォークでは、ネペタやサルビアなど紫の花のグラデーションを楽しめます。
営業時間 | 9:00〜21:00 |
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定休日 | 10月下旬〜4月中旬 |
料金 | 大人:1,000円 中学生:500円 小学生以下:無料 |
住所 | 〒079-8431 北海道旭川市永山町16丁目186-2 |
駐車場 | あり(無料 / 80台) |
公式ページ | 上野ファーム |
2. 約2000本の桜が一斉に咲く「旭山公園」
旭川の桜の名所と言えばここ! と言えるほど、桜が有名なのが旭山動物園の隣にある「旭山公園」です。
開花時期はゴールデンウイーク後半と少し遅めですが、約2000本のエゾヤマザクラが咲き誇ります。特にゴールデンウイーク期間中には「旭山公園夜桜まつり」というイベントが開催され、幻想的にライトアップされた夜桜を楽しめるのが特徴です。
さらに桜が満開の時期には、多数の露店も出店しているので、お祭り気分を味わいながら桜を見られますよ。
営業時間 | 24時間開放(売店:10:00〜16:00 水曜定休) |
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定休日 | なし |
料金 | 無料 |
住所 | 〒078-8205 北海道旭川市東旭川町 |
駐車場 | あり(無料 / 500台) |
公式ページ | 旭山公園 ||| 『あさひかわの公園』 |
3. 開園期間はたった1か月 「男山自然公園」
「男山自然公園」は、旭川の清酒メーカー「男山」が所有する公園です。旭川市と比布町の境界にあり、道内最大級のカタクリ群生園として知られています。
毎年4月下旬から5月中旬のたった1か月しか開園しないため、この時期を逃すと園内に入ることができないという非常に貴重な観光スポットです。
園内の散策路はしっかりと整備されていて、東コースが約800m、西コースが約650mの8の字型となっています。カタクリやエゾエンゴサクなどの野草を間近で見ることができます。
営業時間 | 毎年4月下旬から5月中旬頃 |
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定休日 | 開園中は無休 |
料金 | 無料 |
住所 | 〒071-8171 北海道旭川市東山1431 |
駐車場 | あり(無料 / 200台) |
公式ページ | 男山自然公園 |
4. 春の雪解け水で楽しむ「忠別川ラフティング」
春になると始まるのが、旭川市内を流れる忠別川で行われている「忠別川ラフティング」です。
着替えや移動などの準備をする時間を含めた所要時間は、およそ3時間。午前9時スタートと午後1時スタートの1日2回のコースが設定されています。
春の時期は雪解け水で川の水量が大幅に増えるため、川の流れが速くなるという特徴が。そのため、この時期ならではの激流を下るというスピーディーなラフティングを楽しむことができます。
営業時間 | 5月初旬~10月30日まで毎日 |
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定休日 | なし |
料金 | 大人(中学生以上):6,000円 子ども(4歳以上):5,000円 |
住所 | 〒071-1438 北海道上川郡東川町東8号北 |
駐車場 | あり |
公式ページ | フライングドルフィンズ|忠別川ラフティング |
5. 樹液を使用したグルメが楽しめる「緑の森ガーデン」
旭川にある「緑の森ガーデン」では、年に1回、毎年4月中旬頃に「あさひかわ白樺樹液まつり」というイベントが開催されています。
北国のシンボルツリーである白樺と身近の自然に親しんでもらい、旭川の良さを知ってもらうことを目的にしたお祭りです。白樺樹液を使用したカレーや豚汁などのグルメを味わうことができます。
緑の森ガーデン自体は通年営業ですが、白樺樹液まつりは年に1回しか開催されないので、春に旭川を訪れる機会があったら、ぜひ行ってみてほしいスポットです。
営業時間 | 9:00~17:00 |
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定休日 | 日曜日 |
料金 | 入場無料 |
住所 | 〒071-8138 旭川市末広8条8丁目5294-2 |
駐車場 | あり(花咲自動車学校の駐車場を使用) |
公式ページ | 緑の森ガーデン |
春に旭川を観光する際の2つのポイント
春を迎えた旭川は、雪が解けて、だいぶ歩きやすくなる頃ですが、まだまだ寒さが残る時期でもあります。
そのため、暖かくなったからといって薄着で行くのは控えたほうがいいでしょう。ここでは、春の旭川を観光する際のポイントをご紹介します。
1、気温や天候を考慮して服装を選ぼう
春を迎えたとしても、まだ雪が残っている旭川の4月の平均的な気温は大体4℃前後です。最高気温は10℃ほどになることがありますが、最低気温は0℃近くになることも珍しくありません。
まだ雪が降ることもあるので、暖かめのコートやジャケットを着たほうがよいでしょう。春物のコートを着たい場合は、その下にニットを着用するなどして防寒対策をしっかりしておくことが大切です。
ただゴールデンウィーク頃になると、旭川も平均気温が15℃前後とだいぶ暖かくなるので、この時期であれば上着も春物のコートにしても問題ないでしょう。
2、ゴールデンウィークの予約や混雑に注意
4月下旬や5月初旬などのゴールデンウィーク期間中に旭川を訪れる場合は、ホテルの予約や混雑状況に注意するようにしましょう。
なぜなら、ゴールデンウィークの時期はちょうど旭山動物園の夏期営業がスタートする時期だからです。旭山動物園に行くために旭川を訪れる観光客の方々との旅行の日程が重なるため、ホテルの予約が埋まっていたり、有名な観光スポットが軒並み混雑していたりする可能性があります。
そのため、春の旭川を訪れる場合はゴールデンウィーク期間を避けた日程のほうが落ち着いて観光できるでしょう。どうしてもゴールデンウィーク期間中でなければ旭川に行けない場合は、ホテルを早めに予約したり、混雑する時間帯を避けて観光したりすることをおすすめします。
まとめ
今回は、春に旭川を訪れる際のおすすめの観光スポットを5つご紹介しました。いずれも、春の時期しか体験できない人気の観光スポットばかりなので、旭川を旅行する際に訪れてみてはいかがでしょうか。
ただし、春と言ってもまだまだ寒い時期でもあるので、防寒対策はしっかりと行うことが大切です。旅行前にある程度の旭川の天気や気温の傾向を把握しておいた上で、服を準備しておくようにしましょう。
旭川には観光スポット以外にも、食べるべきおすすめのグルメがたくさんあります。春の旭川に来たなら、旅行と一緒にグルメも楽しんでみるのがおすすめです。
春の旭川を観光する際は、ぜひ遊湯ぴっぷまでお立ち寄りください。
遊湯ぴっぷは、北海道の中心(比布町)に位置する宿泊施設。どこの観光スポットにもアクセスしやすく、遠出の際の中継地点や、旭川観光でご利用いただける施設となっております。
遊湯ぴっぷは温泉、美味しい料理で旅の疲れを癒したいと思っており、お客様の中には「料理が美味しいから泊まりに来る」という方も。
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