旭川市に酒蔵を持つ日本酒メーカー3選とおすすめの銘柄を合わせてご紹介。
旭川観光 2024年9月1日北海道旭川は、清らかな水と豊かな自然に恵まれた、日本酒造りに最適な環境です。そんな旭川には、歴史ある酒蔵が点在しており、個性豊かな銘酒を生み出しています。
今回は、旭川のホテル「遊湯ぴっぷ」が厳選した、旭川市に酒蔵を持つ日本酒メーカー3選と、それぞれのおすすめ銘柄をご紹介します。
旭川の地酒を楽しみたい方やお土産に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
1、「伝統と革新が交差する酒造り」高砂酒造
高砂酒造は、北海道旭川市にある歴史ある酒蔵です。1899年(明治32年)に創業し、百年以上にわたり北海道の気候風土を活かした日本酒造りを続けてきました。旭川は、厳しい冬の寒さと豊富な雪解け水に恵まれ、酒造りに最適な環境です。この地で高砂酒造は、伝統を守りながらも新たな挑戦を続けています。
高砂酒造の代表的な銘柄には、「国士無双」と「旭神威」があります。特に「国士無双」は、辛口でありながらキレの良い味わいが特徴で、北海道産の酒米と上質な水を使って丁寧に仕込まれた逸品です。また、「旭神威」は芳醇な香りと深みのあるコクが楽しめ、幅広い食事に合う日本酒として人気を集めています。
旭川市にある高砂酒造の酒蔵では、工場見学も実施しており、伝統的な酒造りの工程を間近で見ることができます。また、見学後には試飲も楽しめ、ここでしか味わえない限定酒も購入可能です。アクセスは旭川駅から車で約10分と便利で、観光の一環としても楽しめるスポットです。
伝統と革新を融合させた高砂酒造の日本酒は、地元だけでなく全国的にも高く評価されており、その味わいと歴史に触れる体験は、訪れる価値があります。
ここからは、高砂酒造の日本酒からおすすめのものをご紹介します。
大吟醸酒 国士無双
高砂酒造の「大吟醸酒 国士無双」は、北海道の厳選された酒米を使用し、精米歩合40%まで磨き上げた贅沢な大吟醸酒です。
華やかな香りと繊細な味わいが特徴で、口に含むと広がる上品な旨味が楽しめます。特に、フルーティーな香りとすっきりとした後味が調和しており、特別な場面での贈答用やお祝いの席にも最適です。また、冷やして飲むことで、その繊細な風味が一層引き立ちます。
純米大吟醸酒 氷温貯蔵 旭神威
高砂酒造の「純米大吟醸酒 氷温貯蔵 旭神威」は、北海道の大自然で育まれた酒米を使用し、精米歩合50%まで磨き上げた純米大吟醸酒です。
氷温で丁寧に貯蔵することで、まろやかな口当たりと豊かな旨味が特徴です。果実のような芳醇な香りとともに、上品で深い味わいが広がり、食事との相性も抜群です。冷やして飲むことで、繊細な風味が際立ち、特別なシーンや贈答品としても喜ばれる一品です。
WEBサイト | 高砂酒造 |
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所在地 | 旭川市宮下通17丁目 |
電話番号 | 0166-23-2251 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年末年始 |
2、「名酒の歴史を継承する」男山
男山は、北海道旭川市に本社を構える老舗の日本酒メーカーで、その歴史は350年以上にわたります。江戸時代から続く「男山」の名は、かつて将軍家に献上されたことでも知られ、日本の伝統的な酒造りを現代に継承しています。旭川の清らかな水と寒冷な気候を活かし、芳醇な味わいの日本酒を造り続けています。
男山の代表的な銘柄には、「男山 大吟醸」や「純米大吟醸 男山」があります。これらの日本酒は、フルーティな香りとキレのある爽やかな後味が特徴。特に「男山 大吟醸」は、米の旨味を引き出した滑らかな口当たりで、日本酒ファンから高い評価を受けています。北海道産の酒米を使用し、厳選された原材料と伝統的な技法で醸されたその味わいは、食事との相性も抜群です。
男山酒造り資料館では、酒造りの歴史や伝統技法について学べる展示が充実しており、工場見学では実際の製造過程を見学することができます。また、見学後には試飲も可能で、ここでしか味わえない限定酒を堪能できるのも魅力。アクセスも便利で、旭川駅から車で約15分の距離に位置しています。
伝統と革新を融合させた男山の日本酒は、地元のみならず国内外で高い評価を受けており、その歴史ある酒造りを体感できる工場見学も、日本酒ファンにとって見逃せないスポットです。
男山 純米大吟醸
男山の「純米大吟醸」は、厳選された酒米を使用し、精米歩合50%まで磨き上げた純米大吟醸酒です。フルーティーな香りが特徴で、口に含むと繊細で上品な甘さが広がり、キレのある爽やかな後味が楽しめます。
北海道の清冽な水を使い、低温でゆっくりと醸されたこのお酒は、食事とともに楽しむのはもちろん、特別な場面での乾杯にもぴったりです。冷やして飲むことで、その豊かな風味が一層引き立ちます。
北の稲穂
男山の「北の稲穂 大吟醸」は、北海道産の酒米を使用し、精米歩合45%まで磨き上げた贅沢な大吟醸酒です。口に含むと滑らかな口当たりと共に上品な甘みが広がります。後味はすっきりとしており、料理との相性も良く、特別なシーンやお祝いの席にぴったりです。
冷やして飲むことで、繊細な風味が一層引き立ち、その香り高い味わいを存分に楽しめる逸品です。
WEBサイト | 男山 |
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所在地 | 旭川市永山2条7丁目1-33 |
電話番号 | 0166-47-7080 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年末年始 |
3、「革新を続ける酒造りの先駆者」合同酒精
合同酒精は、旭川市に酒蔵を持つ日本を代表する総合酒類メーカーで、1924年に設立されました。北海道の自然環境を活かした酒造りを行い、伝統的な技法と最新の技術を融合させることで、常に革新を続けている会社です。広範な商品展開を行っており、日本酒の他にも焼酎やリキュールなど多様なアルコール飲料を提供しています。
合同酒精の代表的な日本酒には、「大雪乃蔵 純米酒」や「大雪乃蔵 特別純米」があります。「大雪乃蔵 純米酒」は、北海道産の米と水を使用しており、米の甘みとスッキリとした後味が特徴です。一方、「大雪乃蔵 特別純米」は、より深みのある味わいで、料理との相性が良く、幅広いシーンで楽しめる日本酒です。
残念ながら合同酒精の旭川工場では工場見学は行われていませんが、道の駅などで大雪乃蔵など日本酒を比べて購入することができます。
特別純米 大雪乃蔵
合同酒精の「特別純米 大雪乃蔵」は、北海道産の米と水を使用して醸された純米酒です。
やや辛口で、しっかりとしたコクとふくらみのある味わいが特徴。
冷やしても燗でも楽しめるため、幅広い料理と相性が良いです。特に、地元の素材を活かした北海道の郷土料理とのペアリングがおすすめです。この酒は、地元の自然を大切にしながら醸造され、北海道の豊かな風土を感じさせる一本です。
純米吟醸 大雪乃蔵 絹雪
「純米吟醸 大雪乃蔵 絹雪」は、北海道産の良質な米と澄んだ水を用いて仕込まれた、上品な口当たりが特徴の純米吟醸酒です。
絹のような滑らかさとともに、吟醸ならではのフルーティな香りが楽しめます。冷やして飲むことで、すっきりとした味わいと爽やかな香りが引き立ち、魚介類や繊細な料理と相性抜群です。北海道の自然の恵みを存分に感じられる、洗練された日本酒です。
WEBサイト | オエノングループの酒蔵 合同酒精 旭川工場 |
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所在地 | 旭川市南4条通20丁目1955番地 |
まとめ
今回は、旭川市に酒蔵を持つ日本酒メーカー3選と、それぞれのおすすめ銘柄をご紹介しました。有名で人気のある銘柄の数々は、北海道の豊かな自然に恵まれた生まれた米と水によって生まれているのですね。
もし気になる日本酒を見つけた方は、旭川にお越しの際にはぜひ一度見学にも訪れてみてくださいね。
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