北海道観光がてらアイヌ文化に触れるなら!おすすめスポット9選紹介
北海道観光 2024年3月5日北海道の先住民、アイヌ民族。日本語と系統の異なる「アイヌ語」をはじめ、自然界すべての物に魂が宿るとされている精神文化を持ち、固有の文化を発展させてきました。
大人気コミック「ゴールデンカムイ」をきっかけに、アイヌ文化へ興味を持ち始めたという方も多いのではないでしょうか。
「せっかく北海道に遊びに行くなら、現地でアイヌ文化を学びたい!」とお思いの方へ向けて。
北海道・比布町の温泉宿 遊湯ぴっぷが、北海道観光しながらアイヌ文化に触れられるスポットを、エリア別に9か所紹介したいと思います♪
この記事を読めば、アイヌ文化を深く知れるスポットが分かり、北海道旅行をより一層特別なものにすることができますよ。
※掲載情報は2024年3月時点のものです。時期によって変動する場合があります。
【道央エリア】アイヌ文化に触れられるスポット
白老町|ウポポイ(民族共生象徴空間)
アイヌの文化を肌で感じながら学ぶなら「ウポポイ」へ!
ウポポイ(民族共生象徴空間)は、アイヌ文化復興・発展のためのナショナルセンターとして、2020年7月白老町に誕生しました。先住民族アイヌの多彩な文化に触れながら、子どもから大人まで楽しめる国立施設です。
アイヌの自然観を学べるさまざまな展示があるだけでなく、アイヌ古式舞踊の上演や、伝統芸能体験、食文化体験など多様な角度からアイヌ文化を体感できる場所となっています。
公式サイト | ウポポイ(民族共生象徴空間)NATIONAL AINU MUSEUM and PARK |
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住所 | 〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3 |
開園時間 | 【開園】9:00 【閉園】時期によって異なります ご利用案内 – ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK |
定休日 | 月曜日(※月曜が祝日または休日の場合は翌日以降の平日に閉園) 年末年始(12月29日~ 1月3日) そのほか閉園日あり |
料金 | 大人1,200円、高校生600円、中学生以下無料 |
アクセス | アクセス – ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK |
平取町|二風谷アイヌ文化博物館
「二風谷アイヌ文化博物館」は、北海道の歴史と文化の源泉でもあるアイヌ文化を守り、より豊かに育みながら未来へと伝えていくことをコンセプトとした博物館です。
館内の展示品は、主に沙流川流域のアイヌ文化を学ぶための資料として使われています。なかでも重要有形民俗文化財に指定されている「北海道二風谷及び周辺地域のアイヌ生活用具コレクション」や、重要文化的景観に選定された「チセ群」(アイヌの伝統的な住居)は必見!
公式サイト | 【公式】平取町立二風谷アイヌ文化博物館のホームページ |
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住所 | 〒055-0101 北海道沙流郡平取町二風谷55 |
開館時間 | 9:00〜16:30 |
開館・休館日時 | 【4月16日~11月15日】曜日に関係なく毎日開館 【12月16日~1月15日】1ヶ月間は管内整備のために休館 【11月16日~4月15日】冬期間は毎週月曜日が定期休館日 |
料金 | 大人400円、小・中学生150円 |
アクセス | 交通アクセス | 【公式】平取町立二風谷アイヌ文化博物館のホームページ |
札幌市|北海道博物館
北海道の歴史や自然・文化が集結した「北海道博物館」。
アイヌの伝統工芸をはじめ、昭和初期の鳥瞰図(ちょうかんず)やジオラマなどの模型が多く、子どもも大人も楽しみながら深く学べる施設となっています。
アイヌ民族の歴史と文化を伝えるだけにとどまらず、本州からの移住者の暮らしを調査・研究した資料も保存。北海道の過去と現在の姿を知り、そこから未来を考えるきっかけになるかもしれません。
公式サイト | 北海道博物館 |
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住所 | 〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2 |
開館時間 | 【5月〜9月】9:30〜17:00 【10月〜4月】9:30〜16:30 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)、年末年始(12/29~1/3)、ほか臨時休館あり |
料金 | 総合展示室 一般600円、大学生・高校生300円 ※高校生は土曜日・こどもの日・文化の日は無料 |
アクセス | 交通案内 | 利用案内 | 北海道博物館 |
【道東エリア】アイヌ文化に触れられるスポット
釧路市|阿寒湖アイヌコタン
「阿寒湖アイヌコタン」は、約120人が生活するアイヌコタン(集落)でありながら、アイヌの歴史・文化の学びを目的に多くの人々が訪れる観光スポットです。
20店以上の民芸品店・飲食店が建ち並び、アイヌ文様の刺繍作品やウッドクラフト、アクセサリー小物といった民芸品を購入することができます。ヒグマや鳥を題材とした木彫の作品は、アイヌ独自の芸術として世界中から高く評価されており、幸せを運ぶといわれているコロポックルも大人気ですよ。
公式サイト | 阿寒湖アイヌコタン |
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住所 | 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-19 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
料金 | 入場自由 |
アクセス | アクセス|阿寒湖アイヌコタン |
網走市|北海道立 北方民族博物館
「北海道立 北方民族博物館」は1991年に開館しました。グリーンランドから北欧まで、アイヌ文化を含めた北方民族の文化とオホーツク文化を紹介する日本で唯一の博物館です。
常設展示では、世界各国から集めた約900点の展示品を衣食住・生業などのテーマ別に展開し、北方に暮らす人々の文化を詳しく紹介しています。
公式サイト | 北海道立 北方民族博物館公式サイト |
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住所 | 〒093-0042 網走市字潮見309-1 |
営業時間 | 9:30~16:30(7~9月は9:00~17:00) |
開館日 | 北方民族博物館公式サイト:開館日カレンダー |
料金 | 常設展示観覧料一般550円、高校生・大学生200円 |
アクセス | 北方民族博物館公式サイト:交通案内 |
帯広市|リウカ 帯広百年記念館 アイヌ民族文化情報センター
「リウカ 帯広百年記念館 アイヌ民族文化情報センター」は、アイヌ民族の伝統的な文化や歴史について、資料・映像・音声などから学べる施設です。
常設展示室にある、日本で2つしか存在しないマンモス像の実物大模型は、かなり見ごたえがありますよ!
帯広百年記念館の館内は、博物館、アイヌ民族文化情報センター「リウカ」、創造活動センター、分館の埋蔵文化財センターから構成されています。これらの施設もあわせてゆっくり見学してみてくださいね。
公式サイト | リウカ 帯広百年記念館 アイヌ民族文化情報センター |
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住所 | 〒080-0846北海道帯広市緑ヶ丘2番地 |
休館日 | 毎週月曜日、祝祭日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始 |
開館時間 | 9:00〜17:00(入場は16:30まで) |
料金 | 高校生190円、大人380円、65歳以上の方190 |
アクセス | 交通アクセス|帯広百年記念館 アイヌ民族文化情報センター 「リウカ 」 |
【道北エリア】アイヌ文化に触れられるスポット
旭川市|川村カ子トアイヌ記念館
北海道・上川地方を代表するアイヌの旧家として知られる川村家第8代川村カ子ト(かねと)さんが、生前アイヌ民族文化の正しい伝承を目的として作ったのが「川村カ子トアイヌ記念館」です。大正5年に建てられており、日本最古で唯一の私立アイヌ資料館となっています。
アイヌの文化・習慣を伝える生活用具など貴重な資料を数多く展示。屋外にあるチセ(アイヌの住居)では、アイヌの生活を体感することができます。敷地内にはアイヌ民芸品を扱う売店も設置されていますよ。
公式サイト | HOME of 川村カ子トアイヌ記念館公式ホームページ |
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住所 | 〒070-0825 北海道旭川市北門町11丁目 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 5月〜11月 無休 12月〜3月 火曜定休 |
料金 | 大人800円、大学生600円、中高生500円、小学生300円、未就学無料 |
アクセス | アクセスマップ|川村カ子トアイヌ記念館公式ホームページ |
旭川市|旭川市博物館
「旭川市博物館」は、「アイヌの歴史と文化に出会う」をコンセプトに1993年に開館しました。
旭川市をはじめとした北海道北部の歴史・文化および自然に関する資料を約87,000点収蔵。常設展示室は上層と下層に分かれており、上層では「先住の民アイヌの歴史と文化」、下層は「厳冬を生きぬく動植物と人」をテーマとした展示があります。
特別展示室、郷土学習室などを通しさまざまな体験学習を開催しており、楽しみながら旭川の歴史を学べる場所となっています。
関連サイト | 博物館 | 旭川市 |
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住所 | 〒070-8003 北海道旭川市神楽3条7丁目 大雪クリスタルホール内 |
営業時間 | 9:00~17:00(入館16:30分まで) |
休館日 | 10月から5月の毎月第2・第4月曜日(祝日に当たる場合はその翌日) 年末年始(12月30日から1月4日まで) 施設点検日(現在のところ予定はありません) |
料金 | 大人350円、高校生230円、旭川市内在住70歳以上170円、中学生以下無料 |
アクセス | 旭川市博物館へのアクセス・駐車場 | 旭川市 |
【道南エリア】アイヌ文化に触れられるスポット
函館市|函館市北方民族資料館
旧日本銀行函館支店の建物が利用されている「函館市北方民族資料館」。1926年に建てられました。
アイヌ民族を中心に北方民族の暮らしや文化について紹介しており、館内は展示ホールと7つの展示室に分かれています。展示ホールでは可愛らしいコロポックルがお出迎え。その周りを取り囲むように、幕末から明治初めにかけてのアイヌの生活を描いた「アイヌ風俗12ヶ月屏風」がずらりと並んでいます。
また館内では、アイヌ文化に関する書籍や、ムックリ、コロポックル、アイヌ文様ストラップなどの購入が可能ですよ。
関連サイト | 【函館市北方民族資料館】 函館市文化・スポーツ振興財団 |
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住所 | 〒040-0053 函館市末広町21-7 |
営業時間 | 【4月〜10月】9:00〜19:00 【11月〜3月】9:00〜17:00 |
休館日 | 年末・年始休館日(12月31日~1月3日) そのほか館内整理休館日あり |
料金 | 一般300円、学生・生徒・児童150円 |
アクセス | 【函館市北方民族資料館へのアクセス方法】 函館市文化・スポーツ振興財団 |
まとめ
北海道観光しながらアイヌ文化に触れられるスポットを、エリア別に9か所紹介しました!
実際にアイヌの生活で使用されていた資料を見たり、現代につながる歴史に触れることで、北海道ならではの学びを得てみてはいかがでしょうか。
旭川方面へお越しの際は、ぜひ弊社 遊湯ぴっぷをご利用ください♪
遊湯ぴっぷは、北海道の中心である比布町に位置する温泉宿です。どこの観光スポットにもアクセスしやすく、遠出の際の中継地点や、旭川観光でご利用いただくのにぴったり。
天然鉱石を使った温泉、四季折々の美味
旅の途中に、遊湯ぴっぷで癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♪
北海道比布町や旭川にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。心よりお待ちしております。
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